【金鯱賞2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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春のG1への前哨戦となる「金鯱賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

プログノーシス(牡6、中内田充厩舎)

3/6(水)栗東・CW(良)7F97.9-6F80.9-5F65.8-4F51.5-3F36.9-1F11.6(馬なり)

栗東CWコースで単走。序盤から良いペースで軽快に飛ばしていき、4コーナーでは外ラチをなぞるように回って直線で一杯に追われると、ラスト1Fは11秒6の脚で伸びてゴール。長めから意欲的に追われ、しまいも気合をつけられて鋭く脚を伸ばしてと、気合いの入った追い切りを消化。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースで追われ、6F83.2-1F11.2をマーク。休み明けを苦にするタイプでもありませんし、全体でこれだけ時計を出してしまいも11秒台を連発しているので、初戦から力を出せる状態には仕上げられていると見て良さそうです。

ノッキングポイント(牡4、木村哲也厩舎)

3/6(水)栗東・CW(良)6F85.4-5F68.7-4F53.4-3F38.0-1F11.3(馬なり)

栗東CWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬フランクエフェクトを追走し、直線は内からラスト1F11秒3の脚であっさりと交わしてクビ差先着してゴール。1週前は戸崎圭太騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、強めに追われて6F79.3-1F11.4の好時計をマークして併入。時計は自己ベスト更新で、ラスト2Fは11.8-11.4という圧巻の加速ラップで伸びて先着と、好内容の追い切りを消化しました。中間は併せ馬を交えて負荷もかけられてきており、万全の態勢を整えてきました。

アラタ(牡7、和田勇介厩舎)

3/6(水)美浦・W(重)5F67.6-4F52.5-3F37.8-1F11.5(馬なり)

美浦のWコースで単走。前半はゆったりと入り折り合いに専念し、直線も余力を十分に残しながらもラスト1Fは11秒5の切れ味を見せてゴールしました。1週前はWコースで強めに追われ、6F79.7-1F11.7の好時計をマークして自己ベストを更新。いずれも道中のラップはキレイで、しまいも2週連続で11秒台マークと好調ぶりをアピールしてきました。前走を叩かれて着実に良化してきた印象です。その前走の中山金杯は13着に敗れましたが、1コーナーで受けた不利が影響してのもので、不完全燃焼でした。状態自体は前走も良かったので、スムーズに競馬さえできれば高いパフォーマンスを見せてくれるでしょう。