【中山記念2026予想】波乱の主役はこの馬だ!中山巧者マイネルモーント
公開: 2026/02/28 04:00

今週から開幕する中山競馬の日曜メインはG2「中山記念」が開催。春の古馬G1戦線へ向けた重要な前哨戦であり、ここから大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念といった距離の異なる中長距離G1路線へと駒を進める馬たちが集結する。今年は14頭立て。そのうちG1馬2頭を含み、重賞ウイナーは8頭というハイレベルな顔触れとなった。
その中で注目したいのが父ゴールドシップを持つ6歳牡馬マイネルモーントだ。前走はリステッド競走の白富士ステークスに出走し、9頭立ての8着に敗れた。重賞ではない舞台での敗戦だけを見れば、今回のG2で強気に推せる材料は乏しいと映る。しかし、それでも狙う価値があると判断する明確な根拠が存在する。
第一のポイントは中山替わりである。東京競馬場でも8戦して【2勝・2着2回・3着1回】と安定しているが、中山では6戦【2勝・2着3回】。着外はわずか1回のみという抜群の相性を誇る。勝率33.3%、連対率83.3%は特筆に値する数字だ。唯一の着外となった中山金杯8着も勝ち馬との差は0秒4と僅差。コース適性の高さは疑いようがない。急坂と小回りを要する中山芝1800mは、この馬の持続力と機動力が最大限に生きる舞台である。
第二のポイントは、今回初めてブリンカーを装着する点だ。ブリンカーは集中力を高める効果が期待できる一方で、折り合いを欠くなどリスクも伴う諸刃の剣である。それでも陣営は、得意舞台への替わり目であえて装着を決断した。これは明確な勝負手と見るべきだ。さらに、マイネル軍団の所属馬として、このタイミングで存在感を示したい事情もある。背景を踏まえれば、ここでの一変は十分に想定できる。
G1馬が揃う強力メンバーの中で、人気は決して上位にはならない可能性が高い。しかしコース巧者であること、初ブリンカーという変化、そして陣営の勝負気配を総合すれば、波乱の主役になる資格はある。G2中山記念は、マイネルモーントが得意舞台で真価を示し、重賞タイトルをつかみ取る絶好の機会である。中山巧者の底力に期待する。

