【毎日杯2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
3歳馬の中距離重賞「毎日杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
サトノシュトラーセ(牡3、友道康夫厩舎)
3/20(水)栗東・CW(良)6F84.0-5F69.3-4F54.4-3F39.2-1F11.8(馬なり)
栗東CWコースで単走。前半はゆったりと進めて脚を溜め、ゴール前で仕掛けられるとラスト1F11秒8の脚を繰り出してゴールしました。しまいの反応と伸びを見る程度の軽めの内容でしたが、実質的な最終追いは1週前で、藤岡康太騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F83.3-1F11.4をマークして半馬身先着しました。合わせたのは古馬オープンのユーキャンスマイルと強い馬で、一杯に追われた相手にラスト2F11.5-11.4の加速ラップで圧倒と、中身の濃い追い切りを消化しています。前走と同様のパターンの追い切りで大きな変化はありませんが、高いレベルで好状態をキープできている印象です。
ファーヴェント(牡3、藤原英昭厩舎)
3/20(水)栗東・坂路(良)4F53.2-3F38.5-2F24.5-1F11.8(馬なり)
松山弘平騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬オープンの僚馬カントルを先行させ、早々に取り付いて登坂。ラスト1Fは11秒8の脚で並びかけて2馬身先着。1週前も松山騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、5F67.3-1F11.2をマークして先着。時計は自己ベスト更新で、ラスト2Fも11.7-11.2の加速ラップでまとめてと、時計は優秀です。道中は落ち着いて折り合えており、反応も鋭く、精神面の良化が目立ちます。前走時から大きく良化を感じさせてくれており、目下絶好調という印象です。
メイショウタバル(牡3、石橋守厩舎)
3/20(水)栗東・坂路(良)4F52.0-3F37.9-2F24.3-1F11.8(馬なり)
栗東坂路で単走。序盤から好ラップを刻んで進み、しまいも脚が上がらずラスト1F11秒8でまとめてゴールしました。出走予定だったスプリングSはフレグモーネで回避となりましたが、身体を大きく使って軽快な加速ラップを楽にマークできており、脚の不安はしっかりと解消できてそうです。1週前はCWコースを単走で追われ、6F85.3-1F11.4をマーク。先週は不良馬場でしたがしまいは重苦しさを感じさせない軽快なフットワークで11秒4の好時計をマークできており、好調ぶりをアピール。スプリングS回避で中4週としたのが逆に良い方向に向いた可能性が高く、本番での走りが期待されます。