【目黒記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
ハンデ長距離重賞「目黒記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
サリエラ(牝4、国枝栄厩舎)
5/24(水)美浦・南W(重)5F66.6-4F51.5-3F36.9-1F11.2(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ウィズグレイスを2馬身追走し、4コーナーで内から差を詰めて直線はラスト1F11秒2の猛時計を叩き出して併入しました。重馬場でしたが馬なりの楽な手応えでこの切れ味は圧巻。折り合いに苦労する馬ではなく、今回も道中スムーズに折り合って脚を溜めることが出来ていました。前走白富士Sを勝ち切ってしっかり実が入ってきた印象で、上昇が見込める1頭です。
アーティット(牡4、友道康夫厩舎)
5/24(水)栗東・坂路(良)4F56.1-3F40.7-2F26.1-1F12.7(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12秒7の末脚で伸びてゴール。最終追いは調整程度でしたが、1週前はCWコースで3頭併せを行い、強めに追われて6F82.4-1F11.5と負荷をかけています。前と後ろに併せ馬を置いて真ん中から追走し、直線も2頭に挟まれながらも11秒5の脚で抜け出して最先着を果たしています。見せ鞭にも鋭く反応して伸びて鋭い脚を使えており、持ち味であるしまいの脚は健在です。万全の態勢を整えていると見て良いでしょう。
ヒートオンビート(牡6、友道康夫厩舎)
5/24(水)栗東・坂路(良)4F53.9-3F39.1-2F25.2-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ジュンブルースカイを先行させ、内から相手を楽に交わすと、しまいは12秒2を楽にマークして2馬身先着しました。1週前はCWコースで3頭併せを行い、6F82.2-1F11.6をマーク。長めにやってラスト1Fも強めに追われて11秒6をマークと負荷がかけられています。普段最終追いはポリトラックやCWで軽めに流す程度ですが、今回は坂路でしまい重点。道中折り合ってしっかり最後に脚を伸ばす競馬を意識した好内容の追い切りを消化しました。もともと使って良くなっていくタイプで、前走は4ヶ月ぶりを叩かれて良化してきた印象です。