【CBC賞2025予想】サマースプリントシリーズ第4弾!ヤマニンアルリフラやジューンブレアなど出走予定馬を考察

中京競馬の日曜メインはサマースプリントシリーズ第4戦目となる「CBC賞」です。シリーズの行方や今後のスプリント重賞戦線を占う上で重要な役割を担う一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ヤマニンアルリフラ(牡4、斉藤崇史厩舎)
前走の北九州記念を制し、重賞初制覇を果たしたヤマニンアルリフラ。前走で昇級戦ながらも力強い内容を披露し、今後の飛躍を感じさせる勝利を飾りました。手綱を握った団野騎手は「直線に来るまでスムーズで、突き抜けると確信した」と手応えを語っており、普段から調教に関わる立場としての思い入れも深い一戦でした。ヤマニンアンフィルではなく、あえてアルリフラの方を選んだ決断も結果的に正解でした。斤量も前走より3kg軽く、勝因の一つとなりましたが、今後は増量時の対応力が課題。走りの内容から見ても、更なる上の舞台でも通用する可能性を秘めた一頭です。
ジューンブレア(牝4、武英智厩舎)
前走の函館スプリントS・2着から参戦するジューンブレア。勝ち馬に内からすくわれてハナ差での惜敗でしたが、内容的には勝ちに等しい好走でした。過去の重賞戦では、デイリー杯2歳Sで7着、フィリーズレビューで13着と力不足の印象もありましたが、2勝クラス・3勝クラスをいずれも強い勝ちっぷりで突破。前走では重賞でも好内容の競馬を見せており、着実に力をつけてきています。芝1200m戦では一度も崩れておらず、今回も好勝負が期待できます。引き続き武豊騎手が騎乗する点も大きな強みです。
シュトラウス(牡4、武井亮厩舎)
前走のエプソムC・13着から巻き返しを図るシュトラウス。大敗でしたが、最内枠からの出走でハナを切らざるを得ない厳しい展開でした。1000m通過57.3秒というハイペースが響き、最後は失速。北村宏騎手も「力んでしまい、息が入らなかった」と振り返ります。気性面の難しさはあるものの、今回のCBC賞で一気に距離を短縮。1200m戦での適性は未知数ですが、末脚タイプではなく、自分の形に持ち込めれば一変の可能性もあります。素質は確かで、巻き返しに注目です。

