【エルムS予想2025】北海道唯一のJRAダート重賞!ロードクロンヌやドゥラエレーデなど出走予定馬を考察

夏の北海道で行われる唯一の中央競馬ダート重賞「エルムステークス」が今週末、札幌競馬場で開催されます。夏の貴重なダート重要ということで例年、重賞実績のある骨っぽいメンバーが揃います。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ロードクロンヌ(牡4、四位洋文厩舎)
前走の平安S・2着から参戦するロードクロンヌ。展開不利のなか、鋭く差して重賞級の能力を証明した前走内容は高く評価できます。2走前のマーチSでは3着と苦杯を喫しましたが、成長とともに課題を克服しつつある点も見逃せません。札幌ダートでは2戦2勝と適性も十分。安定した先行力を武器に、重賞初制覇のチャンスは大いにある1頭です。今度こそ「壁」を突き破れるかに注目です。
ドゥラエレーデ(牡5、池添学厩舎)
昨年2着のドゥラエレーデは雪辱を果たすべく今年も参戦。前年は自らのペースで運ぶ理想的な形でしたが、早めに動いたことで最後に差されて悔しい結果に終わりました。その後はチャンピオンズCで最内を突いて3着に好走するなど、控える競馬にも対応できる幅を見せています。今回は松山弘平騎手との初コンビ。鞍上がころころ替わって定まれない点はネックも、実力は上位。ダートG1戦線でも勝ち負けできる実力者名だけに、ここは負けられない一戦となります。
ウィリアムバローズ(牡7、上村洋行厩舎)
前走のかしわ記念・2着から参戦するウィリアムバローズ。昨年は東海Sと日本テレビ盃を制し、ダート重賞を2勝。前走のかしわ記念もラストは甘くなったものの、フェブラリーSを制したコスタノヴァ(3着)を抑えての先着は高く評価でき、このパターンなら強いというところは改めて見せた走りでした。機動力があり、コーナー4つの同舞台は大歓迎で、距離もベスト。札幌コースは3歳夏ぶりと久々ですが、初勝利を挙げたコースでもあり、不安は少ない1頭です。ここを制して秋の大舞台へと弾みを付けられるかに注目です。

