【レパードS予想2025】ダート界の登竜門!ヴィンセンシオやジャナドリアなど出走予定馬を考察

秋の大舞台へとつながる3歳限定のダート重賞「レパードステークス」が新潟競馬場で開催されます。2024年覇者ミッキーファイトは、その後も同年の名古屋大賞典、2025年のアンタレスSと帝王賞を制しており、過去にはトランセンドやホッコータルマエなどがその後ダートG1競走で勝利していることからも、ダート界の登竜門と言ってもいいレースでしょう。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ヴィンセンシオ(牡3、森一誠厩舎)
前走の皐月賞・9着から巻き返しを狙うヴィンセンシオ。序盤での接触や、前の斜行による影響、外向き馬場の中内を付いてと、終始自分の競馬ができなかった印象。力負けしたわけではないので、評価を落とす必要は無いでしょう。2走前は好スタートからハナに立って速いペースで2着に粘っており、本来のかたちで競馬が出来ればG2でも楽に勝ち負けできる逸材。初ダートが唯一の懸念材料となりますが、馬格は大きく、血統的にもこなせる下地はあり、楽しみな1頭です。
ジャナドリア(牡3、武井亮厩舎)
前走の羽田盃・3着から参戦するジャナドリア。前走は好スタートからスムーズに番手を取り、終始前にプレッシャーをかけつつという強気の正攻法を展開。最後は余力あった2頭に交わされましたが、タフなペースで慣れない番手、足抜きの良い馬場という状況でここまで粘れたのは負けて強しの内容と言って良いでしょう。行きたがるところがあり、掛かり癖もあるので、初コンビを組む戸崎圭太騎手の手腕も問われるところ。まだ課題は多い馬ですが、素質は高く、ここを制しての飛躍に期待です。
ロードラビリンス(牡3、松下武士厩舎)
1・2勝クラスを連勝で勝ち上がってきたロードラビリンス。前走の加古川特別は好スタートから良い位置に付け、スローペースの道中も上手く折り合ってスムーズに追走。ラスト3Fで徐々に促されて外から進出し、最後は断然人気との一騎打ちをハナ差制して快勝しました。辛勝ではありましたが、これまでの上がり3Fの自己ベストを1秒5も更新しており、坂がある阪神1800mの良馬場でこの競馬が出来たのは馬が成長している証拠でしょう。直線の長い新潟でさらにパフォーマンスを上げてきそうな気配です。

