【函館2歳ステークス予想2025】2歳重賞開幕!カイショーやブラックチャリスなど出走予定馬を考察

今週は2歳最初の重賞「函館2歳S」が開催です。来年のクラシック路線に向けた2歳馬最初の重賞という意味でも注目度の高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
カイショー(牝2、長谷川浩厩舎)
函館芝1000mの新馬戦を快勝したカイショー。内枠からハナを奪うと抜群のスピードで2着馬を3馬身突き放し、レースレコードで楽勝しました。函館開幕日の効果もあったとは言え、実に46年ぶりのレコード更新ということで、期待感をより高めています。「ハナを切らなきゃダメではない」というコメントが師から出ており、追い切りでは控える競馬も見せています。1F距離は伸びますが、父スワーヴリチャード、母の父ロードカナロアの血統背景から1F延長もOK。2歳重賞一番乗りに躍り出るかに注目です。
ブラックチャリス(牝2、武幸四郎厩舎)
函館芝1200mの新馬戦を快勝したブラックチャリス。上々の発馬を決めてスムーズに内に入ると、道中も前を行く2頭を見ながら虎視眈々とレースを進め、直線差し切って快勝。テン良し、中良し、終い良しと終始スムーズでセンスの高い競馬を見せつけてくれました。レースも芝1200mの2歳レコードをマーク。デビュー戦で走った2頭が未勝利戦もワンツーを決めており、レースレベルは高い一戦でした。大人びたレースぶりからも今後大舞台での活躍を期待したくなる1頭です。
マイオウンウェイ(牡2、高野友和厩舎)
阪神芝1200mの新馬戦を快勝したマイオウンウェイ。好位からハナを奪うと、マイペースに持ち込んでまんまと逃げ切って快勝。母は短距離重賞勝ちのあるアウィルアウェイで、伯父がインディチャンプという良血馬です。スピード能力の違いでここもあっさりと勝ち切ってもおかしくなさそうですが、前向きな気性の持ち主なので気性面は課題として残ります。それでも能力だけで勝ちきった前走の内容通り、素質は上位。気性面や持続力のレベルが上がってくれば楽しみな馬でもあり、期待感含めて注目度が高い1頭です。

