【京都ジャンプステークス予想2025】年末の大舞台へ向けた重要ステップ!ディナースタやレッドバロッサなど出走予定馬を考察

今週の京都競馬では障害重賞の「京都JS」が開催。1か月後に開催される中山大障害へ向けたステップレースとしての位置づけも強く、暮れの大一番を占う上でも見逃せない一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ディナースタ(牡6、辻野泰之厩舎)
障害戦ではオール連対を継続しているディナースタ。昨年秋までは芝の長距離路線を主戦場としてきた同馬でしたが、今年から障害へ転身し、ジャンパーとしての素質を開花。前を行かせて好位からスムーズな飛越で楽に追走し、勝負所では上がり最速で脚で差し切って快勝が同馬の好走パターン。これまで手綱を握ってきた高田潤騎手が乗り続けるかどうかは不明ですが、乗り難しいタイプという印象はなく、最後の直線入り口まで争覇圏内で持ってこれれば、あとは馬の力で押し切ってくれるでしょう。
レッドバロッサ(セ6、佐藤悠太厩舎)
前走の京都ハイジャンプ・2着から参戦するレッドバロッサ。比較的速い流れが展開された中、最終周回の向正面を過ぎたあたりで好位から番手へ進出。直線では勝ち馬のアンクルブラックに突き放されましたが、こちらも懸命に食らいついて3着には差をつけて2着に入線しました。不良馬場や序盤から流れた展開を考えれば、十分に評価できる内容と言って良いでしょう。速いペースに対応できる先行力、京都の障害コースの実績は魅力で、今回のメンバーが相手なら勝ち負けの期待十分でしょう。
ナリノモンターニュ(牡8、上原博之厩舎)
前走の阪神ジャンプステークス・3着から参戦するナリノモンターニュ。前走でやや馬体を減らしての出走となり、仕上がり面に不安を残していましたが、それでも地力の高さでしっかりと走ってみせました。結果的には善戦止まりとなったものの、時計や相手関係を踏まえれば、本来の力を出し切ったとは言い難い内容だったでしょう。それだけに、叩き2戦目となる今回は状態面の上積みが大きく、より高いパフォーマンスが期待できます。京都の障害コースではオープン戦で2度の2着と実績があり、コース適性は申し分なし。近3戦すべてで馬券圏内と安定感も抜群で、体調さえ整えば勝ち負け必至の一頭です。

