【ローズステークス2025】秋華賞へ向けた重要トライアル!カムニャックやパラディレーヌなど出走予定馬を考察

秋華賞トライアルの3歳重賞「ローズステークス」がいよいよ阪神競馬場で行われます。秋華賞の最重要レースということで集まるメンバーのレベルも高く、注目度は高い一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
カムニャック(牝3、友道康夫厩舎)
一冠目のオークスを制し、G1初制覇を果たしたカムニャック。これまで2000m以上の距離では3戦3勝ですが、マイル戦では2戦して4着、6着と結果が出ておらず、1800m戦で連勝を狙います。前走のオークスはスローペースからのラスト3F戦となり、この上がり勝負を見事に打ち勝ちました。リンクスティップが動いた時に若手なら慌てるところ、一切、動かず我慢ができる優等生です。シュタルケ騎手の好騎乗も光りましたが、デビュー戦から3戦乗った川田将雅騎手でも期待は十分。連勝で弾みを付けられるかに注目です。
パラディレーヌ(牝3、千田輝彦厩舎)
オークス・4着から参戦するパラディレーヌ。2走前のフラワーCでは出遅れながらも丹内騎手の巧みな騎乗で2着に入り、前走オークスでも7番人気ながら0.3秒差の4着と力を示しました。やや重の馬場で内に閉じ込められながらも伸びた対応力は特筆に値します。母パラダイスガーデン譲りの遅咲き血統で、今秋さらに成長が期待されます。中山の舞台でスパッと切れる脚はプラスに働きそうで、上位争いが見込まれます。
タガノアビー(牝3、千田輝彦厩舎)
長久手特別2着からローズステークスに挑むタガノアビー。2走前のオークスで10番人気ながら3着に激走した素質馬です。スタートで不利があったものの、藤岡佑騎手の巧みな判断で直線は内に進路を取り、強烈な末脚を発揮しました。「叩いて良くなるタイプらしく上向いているし、展開さえ向けば」と師の期待度も高く、成長度合いも楽しみな1頭。少頭数の広いコースが理想で、多頭数だと今後も展開に注文が付きそうですが、ハマる条件ならあっさり勝ちきっても不思議ではありません。

