【中京記念2016予想】左回り巧者のアルマディヴァンが暑い夏は牝馬の格言を実証してくれる!

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日本の半分以上が梅雨明けし、本格的に暑い夏になってきました。競馬のレースを走る馬達は大変だなあと思う反面、競馬を楽しませてくれるので感謝です。

そんな暑い中京競馬で今週行われるのが、第64回トヨタ賞中京記念です。16頭の頭数が揃い、まあGⅢのいつものメンバー+アルファという感じで、いつもの如く予想がなかなか困難なメンバーとなりました。そこにこの暑さもあって、状態面の把握も重要なポイントと言えそうです。

そんな予想が難しそうな中京記念で狙いたい馬は、アルマディヴァンです。アルマディヴァンは、昨年の中京記念で2着に好走し穴を開けたのですが、それ以降8戦し最高着順が4着2回のみと馬券にすら絡んでいません。しかも昨年52kgが今年は53kgと1kg斤量も増えているだけに、なかなか厳しそうな感じがしますが、それでも今年も好走する可能性は十分あるとみています。

まずアルマディヴァンは左回りが得意だと言うことがあり、これまで右回りは8戦し1勝、2着3着は一度もありません。逆に左回りに関しては23戦して4勝、2着5回、3着4回と3着内率は50%を超えています。前走は、その得意な左回りだったのですが、かなりメンバーの揃ったエプソムカップということで12着に終わりました。それでも勝ったルージュバックと1.1秒差、2着のフルーキーとは0.7秒差と、着順ほどの大敗はしていないのです。その時の斤量は54kgだったので、今回の中京記念はハイレベルだったエプソムカップと比べると1, 2枚格は落ちるメンバーです。そんな中、前走比較では1kg減の53kgとなる訳ですから、実はアルマディヴァンにとっては53kgのハンデは、なかなかチャンス斤量なのです。

あとは近走の凡走がどうか?となる訳ですが、前々走の福島記念では右回りながら54kgで勝馬と0.5秒差、3走前の中山牝馬は右回りで同じく54kgで0.2秒差と馬券に絡んではいませんが、着順ほどの差はないのです。

それならば、得意の左回りで1kg減の53kg、そして昨年2着の実績を考慮すれば十分好走の下地はあるのです。

さらに、季節も夏となりかなり暑くなっています。やはり夏は牝馬でしょう!今回の中京記念は4頭の牝馬が出走しています。奇しくもその4頭ともハンデが53kgです。夏は牝馬の格言を実証してくれるとするならば、やはり左回り巧者のアルマディヴァンしかいません!