【秋華賞2024予想】右回りなら勝ち負け必至!ミアネーロの巻き返しに期待
京都競馬の日曜メインは牝馬クラシック最終戦「秋華賞」が開催。今年は桜花賞馬のステレンボッシュ、オークス馬のチェルヴィニア、トライアルの紫苑ステークス1~3着馬など多くの有力馬が揃った。
そんな中でも注目しているのは、紫苑S・2着から駒を進めてきたミアネーロだ。3月のフラワーカップで優勝し重賞初制覇を果たし、牝馬三冠戦線へと名乗り出た。しかし、続くオークスでは10着大敗と結果を出せなかった。秋の復帰戦として紫苑ステークスに出走し、2着となり秋華賞への切符を手にしてきた。
何と言っても魅力は右回りでの安定感だ。オークスを除けば、右回りの中山競馬場で4戦し、2勝、2着、5着という安定した成績を残している。2勝したレースでは、差して2着馬を引き離して快勝。2着だった前走も、馬場が非常に速い中で先行した馬をわずかにクビ差で追い詰めた。あの高速馬場でなければ、おそらく勝利していただろう。また、唯一の5着も、直線で前が塞がれて不利を受けながらも、立て直して勝ち馬と0.2秒差の結果を残した。不利がなければ勝っていた可能性が高いと言える。競馬に「もしも」は禁物だが、右回りのレースにおいては実質4戦4勝といっても過言ではない。
左回り初挑戦のオークスでは、内が伸びない馬場で最内からの競馬が仇となり14着に終わったが、これは度外視していいだろう。今回は右回りのため、必ず勝ち負けに加わるはずだ。さらに、今回の舞台は京都の内回り。器用さが求められる条件だが、中山競馬場でその器用さを証明してきたミアネーロにとっては大きな武器となる。
以上の理由から、牝馬クラシック最終戦・秋華賞では、右回りでの安定感と器用さを持つミアネーロがGⅠ制覇を果たしてくれると信じている。ミアネーロに全力で声援を送りたい。