【アルゼンチン共和国杯2019予想】オススメの穴馬2頭はコレだ!
有力候補に不安要素が多い今年のアルゼンチン共和国杯は荒れる可能性が多いにある。
1番人気が有力なルックトゥワイスは、前走同条件の目黒記念を勝ったことで有力視されているが、前走は2500mにしては速いペースで流れて展開が向いたもの。スロー傾向な同レースではこの馬向きの競馬はできない可能性が高い。逃げ馬が不在でスローペースが濃厚な今年は信頼度が落ちると考えたい。
そして同2着のアイスバブルも有力候補の一角だが、前走は夏の小倉で格下にアッサリ負かされ、浜中騎手への乗り替わりもプラスになるとは言い難い。
前走の六社Sを勝ったアフリカンゴールドとルメール騎手のコンビも怖いが、前走はメンバーレベルもそこまでで、展開が向いたことも好走要因としてあったと感じているので、信頼度はそこまで高くはない。
上位人気馬全てが消しとは言わないが、“穴狙い”で勝負するには絶好の一戦と言えるだろう。
今回狙いたい穴馬を選ぶ上で基準となるのは目黒記念で、ハイペースにやられた先行馬から狙いたい。狙いたいのはポポカテペトルとパリンジェネシスの2頭だ。
ポポカテペトルはメンバー的にも先行好位付けしてきそうだし、スタミナ勝負になればかなり面白い存在になる。最終追い切りでは栗東ポリトラックでシュヴァルグランの外を7馬身半先行し、1馬身先着する好内容。リフレッシュ効果も大きそうで、万全の状態と言えそうだ。
そしてパリンジェネシス。目黒記念では番手から進めるも前半のハイペースに潰された。マイペースで行けばこちらも面白い1頭になる。斤量も54キロと軽量で、マークも薄くなるだろう。前走の京都大賞典も10着と負けているが、出遅れが全てで評価を大きく落とすような負け方ではない。
昨年然り、アルゼンチン共和国杯は例年スローの上がり勝負が定番だ。メンバー的にもスローが濃厚な今回は、先行した人気薄が残る可能性は少なくないはず。上位人気に不安要素が多い今回はとくにその可能性は高いと見て、ポポカテペトルとパリンジェネシスの2頭を馬券に組み込んで勝負したい。