【エルムS予想2020】古豪ウェスタールンド、芝の実績馬に一泡吹かせるか
芝からダートへの路線変更は未勝利や条件戦などではよく見られる光景ですが、G1で善戦してきた競走馬にとっては陣営としても勇気のいる決断となるのではないでしょうか。古くはホクトベガやアドマイヤドンなどがダート転向後も高いパフォーマンスを発揮してきましたが、今週日曜札幌のメインレース・エルムステークスに、そういった意味で注目したい競走馬が2頭出走してきました。
G1昇格初年度のホープフルステークス勝ち馬タイムフライヤーと、朝日杯FSやマイルチャンピオンシップで2着に入りG1戦線で上位常連でもあったエアスピネルが、ダート路線転向後の重賞初勝利となるか注目を集めています。
そんなエルムステークスで今回狙ってみたいのがチャンピオンズカップ2着の実績もあり、前走のアンタレスステークスでは久々の勝利を挙げた8歳馬ウェスタールンドです。いずれも今回騎乗する藤岡佑介騎手とのコンビでの実績ということで、札幌のダートは初参戦となりますが、再度期待したい1頭です。
藤岡騎手とは5度コンビを組み、掲示板を外したことのない好相性でもあり、休み明けでも勝利実績のあるように鉄砲の利く馬でもあります。相手関係強化を受け人気もそこまで付かないであろう今回は絶好の狙い目ではないでしょうか。