【秋華賞2015予想】ディープを破るのはやはりキンカメか?

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京都の秋競馬もいよいよ開幕2週目を迎える。日曜日のメインは牝馬3冠最終戦である「第20回秋華賞」(G1)だ。秋の京都と言えばそろそろあの産駒が活躍してくる頃ではないだろうか。そう、"ディープインパクト産駒"である。秋華賞が開催される京都の芝コースは"ディープインパクトの庭"と言われるくらい同産駒による活躍が目覚ましい。実際に秋華賞でもディープインパクト産駒は3年連続で連対中で、3年前には1,2着を独占している('12年、ジェンティルドンナ1着、ヴィルシーナ2着)。

今年の秋華賞に出走するディープインパクト産駒の有力馬はローズSの連対馬であるタッチングスピーチ(牝3)とミッキークイーン(牝3)の2頭だ。ローズSから来る馬はただでさえ本番の秋華賞で馬券に絡む確率が高く、加えて京都巧者のディープインパクト産駒とくればまさに"鬼に金棒"である。

しかし、筆者が今年の秋華賞で特別に注目しているのはディープインパクト産駒ではない。ディープインパクト産駒と同じく日本では高いシェアを誇る"キングカメハメハ産駒"である。今年の秋華賞に出走するキングカメハメハ産駒で注目しているのはトーセンビクトリー(牝3)とレッツゴードンキ(牝3)の2頭だ。この2頭はローズSの3,4着馬で(トーセンビクトリー3着、レッツゴードンキ4着)、上記で挙げたディープインパクト産駒の2頭に負かされてはいるが本番では巻き返しも期待できる。昨年は同産駒のタガノエトワールが3着、'12年はアロマティコが3着、'10年はアパパネが1着と秋華賞でも健闘している産駒であり、同産駒から勝馬が出てもおかしくはない。

"ディープインパクト産駒"対"キングカメハメハ産駒"。京都巧者の強豪を破るのはキングカメハメハ産駒か?それとも終わってみればやはりディープインパクト産駒の庭だったか?各馬厩舎もオーナーも違うが、血統的見解から秋華賞を予想してみても面白いのではないだろうか。