【エニフステークス2025予想】混戦必至のハンデ戦!警戒すべき伏兵候補は?

9月6日土曜日、阪神競馬場ではダート1400メートルで行われる3歳以上オープンのハンデリステッド競走「エニフステークス」が開催される。フルゲート16頭に対して、今年は登録16頭で全馬が出走可能となった。
過去5年のデータでは、2023年を除き中京開催だったため参考程度にとどまるが、勝ち馬はいずれも前走でオープン特別を使っていた馬だった。今年の中心はパレスマリス産駒のインユアパレスだ。東海ステークスではヤマニンウルスの2着に健闘しており、実績的にも上位人気が予想される。しかし阪神ダートでは2戦していずれも着外と、舞台適性には疑問が残る。人気先行型の危うさを抱える点は見逃せない。
また、昇級初戦は過去5年で3着以内がなく、条件は厳しい。今回その壁に挑むのがカレンブラックヒル産駒の4歳牡馬サフランヒーローだ。2勝クラス、3勝クラスを連勝して勢いに乗るが、阪神ダートでは2戦して結果が出ていない。勢いだけで突破できるかどうか、試される一戦となる。
一方で伏兵候補として注目したいのが、ドレフォン産駒の5歳牡馬コンティノアール。前走の栗東ステークスを10番人気ながら制し、波乱を演出した実力馬だ。今回は約4か月ぶりの実戦となるが、阪神ダートでは3戦してすべて3着以内という安定感を誇る。前走勝利をフロックと見なされるようなら、馬券的妙味は十分にある。
勢いのサフランヒーロー、地力のインユアパレス、舞台巧者のコンティノアール。三者三様の条件を背負う有力馬たちが激突するエニフステークスは、波乱含みの一戦となる可能性が高い。

