【函館記念2026追い切り】オープン入り直後でも即通用か?本格化フィーリウスの1週前追い切りと前走内容から実力を徹底検証
公開: 2026/06/18 17:21

サマー2000シリーズ開幕戦の函館記念で注目を集めるのが、4歳馬フィーリウスだ。条件クラスを連勝してオープン入りを果たしたばかりだが、その内容を振り返ると単なる勢いだけで片付けることはできない。
前走のスピカステークスでは、道中で先行馬を射程圏に入れながら運び、直線では決して広いとは言えない内のスペースを鋭く抜け出した。窮屈な場面でもひるまず伸び切った内容は高く評価できる。さらに注目すべきは相手関係だ。フィーリウスの後ろで敗れたヴァリディシームス、ヴァリージア、オストラヴァ、レッドバンデはいずれも次走で勝利を挙げており、スピカS自体のレースレベルは非常に高かったと判断できる。
その前走は単に勝っただけではなく、オープンクラスでも通用する能力を示した一戦だった。特に昨年のセントライト記念で3着に好走したレッドバンデを完封した内容は評価に値し、同レースで8着だったフィーリウスにとっては着差以上に中身が濃く、成長力を感じさせた一戦であったと言えよう。
函館記念へ向けた1週前追い切りでも好調ぶりをアピールした。美浦Wコースで一杯に追われると、6F82秒7―ラスト1F11秒2をマーク。3歳1勝クラスのイモータリスを大きく追走する形から楽々と捕らえ、最終的には3~4馬身先着した。数字だけでなく、最後までしっかりと脚を伸ばした内容からも状態の良さが伝わってくる。
ここを目標に順調に仕上げられてきており、函館も本質的に合いそうな気配。近走の安定感は単なる成長力だけでなく、レース運びそのものが洗練されてきた結果とも言える。
今回はオープン昇級初戦でいきなりの重賞挑戦となるが、前走のレースレベルや追い切り内容を踏まえると、格上挑戦という印象は薄い。むしろハンデ戦で比較的恵まれた斤量が見込める今回は、一気に重賞タイトルへ手が届く可能性も十分あるだろう。
函館の洋芝適性も陣営が高く評価しており、勢いと充実度という点ではメンバー中でも上位の存在だ。オープン入りを決めた勢いそのままに、フィーリウスが函館記念で重賞初制覇を成し遂げるシーンがあっても何ら不思議ではない。

