重賞2勝馬ファインルージュが引退、繁殖入り
昨年のフェアリーSや紫苑Sなど、重賞を2勝したファインルージュ(牝4、木村哲也厩舎)が、8月5日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。同日、JRAが公式ホームページで発表した。なお、今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。
ファインルージュは2020年8月に新潟でデビュー。翌年2021年のフェアリーSを重賞初挑戦にして重賞初勝利を果たすと、続く桜花賞でも3着、秋の秋華賞で2着と牝馬三冠路線でも活躍した。同年の秋初戦だった紫苑Sも勝利しており、重賞は2勝。今年初戦の東京新聞杯、G1のヴィクトリアマイルでいずれも2着に好走し、今年はマイル路線でも頭角を現した。前走の安田記念・5着がラストランとなった。
ファインルージュは父キズナ、母パシオンルージュ、母の父ボストンハーバーという血統。通算成績は10戦3勝。ファインルージュ号、お疲れさまでした。