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ハーツクライが種牡馬引退、功労馬に

2021/06/22 15:53
ハーツクライが種牡馬引退、功労馬に

現役時代、2005年の有馬記念で当時の無敗三冠馬ディープインパクトを下してG1初制覇を飾り、翌年はドバイSCを制したハーツクライ(牡20)が、今年の種付けは行わず、種牡馬を引退したことが明らかになった。

ハーツクライは2004年1月に京都でデビュー。3歳では京都新聞杯を制して重賞初制覇を果たすと、クラシックでは日本ダービーで2着に好走。翌年の有馬記念で断トツ人気のディープインパクトを下してG1初制覇を果たすと、翌2006年の5歳時には初の海外遠征となるドバイシーマクラシックを制し、G1を連勝。同年のジャパンC・10着を最後に引退し、北海道安平町・社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。

主な産駒には2013年の天皇賞・秋や、2014年ドバイデューティーフリーを制したジャスタウェイ、2014年の日本ダービー馬ワンアンドオンリー、2019年の年度代表馬に輝いたリスグラシューなど多くの有力馬がおり、種牡馬としても活躍した。

近年種付時にフラつくところか見られるようになり、大事を取って今年度は種付けを行わずにいた。健康的には元気に過ごしていおり、今後は繋養先である社台スタリオンステーションで功労馬として余生を過ごすことになる。

ハーツクライは父サンデーサイレンス、母アイリッシュダンス、母父トニービンという血統。通算成績は19戦5勝、うち海外は2戦1勝)。ハーツクライ号、お疲れさまでした。

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