【黄菊賞2016予想】コロナシオン、強力な包囲網突破なるか?
POG雑誌でもカラー写真つきで大きく掲載されたブエナビスタの初仔コロナシオン。母ブエナビスタは父スペシャルウィーク、祖父サンデーサイレンスということもあり、種付けはやはり非サンデー系になりがち。となるとやはり、このクラスの牝馬ならキングカメハメハが選ばれたのも必然といえるのかもしれません。
デビュー戦はルメール騎手で、8番手から差すという内容の濃い競馬。そして今週、京都9レースの黄菊賞に登録してきました。同じくルメール騎手を想定しています。
過去5年ではこのレースでヴィルシーナが3着、キズナが1着とGⅠ馬が2頭、その他にもトゥザワールド、ベルラップなど重賞勝ち馬を輩出しているレース。今年の登録は8頭と少頭数になりました。コロナシオン1強か?と思うかもしれませんが、さにあらずで強力なライバルが登録してきました。
まずは札幌2歳Sで1番人気に支持されたタガノアシュラ。出遅れて競馬にならなかったこともあり、前走の8着は参考外でよいでしょう。今回は500万クラス。鞍上も武豊騎手が継続騎乗です。
続いてワールドインパクトの弟・トリコロールブルー。こちらは中京の2000mで勝利してから、じっくりここまで待ちました。ヴィルシーナ、シュヴァルグランで重賞勝利で波に乗る福永騎手が継続騎乗予定です。
母のファンも多いコロナシオンだけに、ここは通過点という思いも強いかもしれませんが、頭数が少ないとはいえ一筋縄ではいかない好メンバーがそろっただけに、馬券検討は私情をはさまずにしたいものですね。