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【JRA小倉記念2025予想】波乱含みのハンデ戦!注目4頭を読み解くカギは過去データにあり

2025/07/19 05:00
【JRA小倉記念2025予想】波乱含みのハンデ戦!注目4頭を読み解くカギは過去データにあり

7月20日(日)、小倉競馬場でサマー2000シリーズ第3戦の「小倉記念」が開催される。例年と異なり、今年はやや早めの施行日となったが、偶然にも同日は参議院の選挙投票日。レースと政治は別物とはいえ、投票を忘れずに済ませてからレースに臨みたい。

小倉記念は夏の灼熱下で行われる中距離ハンデ重賞。馬も人も暑さの影響を大きく受けやすく、加えて斤量差が結果に与える影響も無視できない。そのため、近年は一筋縄ではいかない難解なレースとして知られている。

実際、近年は「軽ハンデ=有利」という常識が通用しなくなりつつある。2022年には58kgを背負った6歳馬が、2023年には57kgを背負った6歳馬が優勝している。重い斤量を課された実力馬が能力で押し切るケースが続いており軽量馬への過信は禁物だ。

また、「夏は牝馬」と言われるが、同レースでも牝馬の活躍が目立っている。ただし、ここにもポイントがある。過去の馬券圏内に入った牝馬はいずれも上位人気に支持されていた。牝馬を狙うなら人気とのバランスを見極めたい。

前走ローテーションについては、七夕賞、マーメイドステークス、エプソムカップなど、時期と距離の近い重賞組が中心となる。準オープンクラスからの優勝馬も過去に存在するが、ここ数年は前走で勝利していた馬の好走例が少ない。勢いだけで押し切るのは簡単ではない。

加えて前走で5番人気以下だった馬は苦戦傾向。例外もあるが、近年の傾向では当日も5番人気以内に支持されていることが勝利への最低条件となっている。

展開面では先行・差しのいずれも勝負になっており、脚質に極端な偏りはない。重要なのはレース運びの巧拙とポジション取りだ。これらのデータを踏まえ、今年の小倉記念で注目したいのが以下の4頭だ。

まずはメリオーレム。クラシック路線での活躍が期待されていた素質馬で、菊花賞こそ13着だったが、現級では明らかに能力上位。前走勝ちである点を気にする必要はなく、実力で押し切る可能性は十分にある。

続いてラスカンブレス。条件戦では人気を背負い続けたものの取りこぼしが多かったタイプだが、地力は確か。ようやく噛み合ってきた近走の内容から、重賞でも好勝負を期待したい。

3頭目はハピ。ダートを中心に使われてきたが、前走の芝中距離戦で見せた走りには目を見張るものがある。コース替わりと斤量バランスがハマれば一発の可能性も否定できない。

最後にイングランドアイズ。牝馬ながらG2で4着、オークス出走歴もある実力馬。夏場の牝馬というだけでなく、レース実績にも裏打ちされた安定感がある。

難解な一戦であることは間違いないが、過去データと現状の勢いを照らし合わせることで、攻略の糸口は見えてくる。酷暑の小倉で栄冠を手にするのは果たしてどの馬か。最後まで目が離せない。 

【小倉記念2025予想】人気馬に死角あり!軽ハンデの伏兵に注目
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