【不来方賞2024予想】フォーエバーヤング、ミッキーファイトに続く新星現れるか?

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今年から新設となったジャパンダートクラシックは、ケンタッキーダービーで死闘を演じ3着に入ったフォーエバーヤングがアメリカ遠征前の復帰初戦として見据えていますが、現在4戦3勝でG1級とは未対戦ながらレパードSで重賞初勝利を果たした実力馬のミッキーファイトと激突することで注目を集めています。

新たに整備しなおされた3歳ダート路線の盛り上がりは目論見通りといったところですが、更に新星登場となるか注目したいのが9月3日火曜日に盛岡競馬場で行われる不来方賞です。

左回りのダート2000mで行われ、かつては岩手競馬のダービーとして慣れ親しまれたレースでしたが、今年からはJRA交流競走のJpn2にリニューアルされての開催となります。

中央からはホッコータルマエ産駒のカシマエスパーダが重賞初挑戦となりますが、鳳雛Sまで連勝が止まっておらず、新馬戦で4着に敗れたのが不思議なくらいの戦績となっています。ここを勝てば中央から3頭が有力馬として本番出走となるだけに、楽しみな1頭といえそうです。

地方からはバンブーエール産駒のダテノショウグンが参戦なら盛り上がったところですが、今月14日に大井競馬場で行われた黒潮賞で無傷の7連勝を果たしたため、見どころは本番へ持ち越しとなりました。

ただ、中央勢を迎え撃つうえで十分な実力を持っていると思われるのが地元岩手から参戦のゴールデンバローズ産駒のフジユージーンです。

8戦8勝と無敗でここまで来ており、これまでにダイヤモンドカップ、東北優駿を勝利と、例年ならここは岩手3冠制覇の掛かったレース。相手関係は大幅強化となりますが、このレースにかける思いは他の陣営よりも人一倍大きいことでしょう。

中央からはカシマエスパーダの他にも、サウジダービーで10着敗退から前走のレパードS2着で復調を見せているサトノフェニックス。皐月賞、ダービーにも挑戦した期待馬サンライズジパング。同じ冠サンライズから前走のレパードSで思わぬ大敗を喫したサンライズソレイユも舞台が変わってガラリ一変に期待できる素質馬で、ハイレベルなレースが期待できそうですね。