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【JRA京都ジャンプステークス2025】伏兵クラップサンダー、展開ひとつで上位争いも

2025/11/05 16:36
中央競馬
【JRA京都ジャンプステークス2025】伏兵クラップサンダー、展開ひとつで上位争いも

今週土曜の京都競馬8レースには、伝統の障害重賞「京都ジャンプS」が行われる。出走予定は10頭と少頭数ながら、実績馬が揃い実力伯仲の好レースが期待される一戦となる。

過去5年のデータを振り返ると、2020~2022年は阪神芝3140mで施行されたものの、1〜3番人気馬が【4勝・7連対】と堅実な結果を残している。3連複が1000円を切る年もあるなど、人気馬中心の決着傾向が顕著。波乱は少なく、狙いすぎた穴馬券は禁物といえる。

注目は、ドレフォン産駒の6歳セン馬レッドバロッサ。小牧騎手を背に挑んだ前走・京都ハイジャンプでは、果敢に先行して2着と惜敗した。実績・安定感ともにメンバー上位で、5か月ぶりの実戦でも力を出し切れる仕上がり。人気がやや落ちるようなら、妙味ある存在になりそうだ。

対するのは、勢いに乗るドゥラメンテ産駒のディナースタ。今年の三木ホースランドパークジャンプでレッドバロッサに敗れたが、その後の障害オープンでは1番人気に応え、7馬身差の圧勝劇。主戦・高田騎手とのコンビ継続も心強く、ドゥラメンテ産駒がG1戦線で連勝を重ねる中、血統面の勢いにも注目が集まる。

さらに伏兵として侮れないのが、ジャスタウェイ産駒のクラップサンダー。ここ2戦はいずれも人気薄ながら3着、5着と健闘しており、黒岩騎手とのコンビで挑む今回は展開ひとつで台頭の余地がある。先行勢が飛ばす展開となれば、終盤の差し脚が光る場面も十分にありそうだ。

実績のレッドバロッサか、勢いのディナースタか、それとも伏兵クラップサンダーの一撃か。少頭数ながら見どころ満載の京都ジャンプステークスは、秋の障害戦線を占う一戦となりそうだ。

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