【マイルCS2025】アスコリピチェーノはC.ルメール騎手とコンビ継続、仏G1・6着から巻き返し狙う

今月23日に京都競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ(G1、芝1600m)に向け、アスコリピチェーノ(牝4、黒岩厩舎)が始動する。鞍上は引き続きC.ルメール騎手が務めることが5日、サンデーサラブレッドクラブより発表された。
前走のジャックルマロワ賞(仏G1、8月17日)では6着。スタートを決めて好位を確保したものの、道中は馬群が凝縮し、外ラチ沿いに押し込まれる形となった。欧州特有のタイトな展開の中で体力を削られ、最後は進路が開いてからも伸び切れず。ルメールは「スタートは良かったけど、道中がタイトになりました。調子は良さそうでしたが、最後の伸びがもう一つでした」と振り返り、黒岩調教師も「凝縮した馬群の中で動けず、自分の競馬をさせてもらえませんでした」と無念さを滲ませた。
フランス遠征後は検疫と放牧を経て、10月29日に美浦トレセンへ帰厩。その翌日には栗東トレセンへ移動し、マイルCSを目標に順調に調整を重ねている。

