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【新潟記念2025予想】新条件で主役に躍り出るのは誰か?格と勢いが勝負を分ける

2025/08/30 04:00
【新潟記念2025予想】新条件で主役に躍り出るのは誰か?格と勢いが勝負を分ける

これまでの新潟記念はハンデ戦ならではの波乱が特徴だったが、今年から別定戦として施行される。これにより勢力図が変化する可能性は高いが、優勢となるのは依然として春のG1戦線を戦ってきた実力馬と、夏のローカル重賞で結果を残してきた組だろう。

前走着順はさまざまで、G1での大敗とG3での凡走とでは意味がまったく異なる。格が下がるレースから臨む馬であれば、着順だけでなく前走での人気も上位でなければ好走は難しい。

脚質面では先行馬が優勢だったが、それは軽ハンデの恩恵を受けていた部分が大きい。別定戦となった今年は、先行勢にとって一層厳しい条件になるだろう。一方、高齢馬にはこれまで重いハンデを背負わされていた馬もおり、別定となったことで再び浮上する可能性がある。さらに、真夏のレースだけに「その時点での好調さ」が重要で、長く不振を続ける馬には手を出しづらい。

以上を踏まえ、注目馬は4頭。まずディープモンスターはクラシック戦線で健闘した実力馬で、7歳となった今も好調を維持。重賞勝ちはまだないが、別定57キロで挑める点は好材料だ。ブレイディヴェーグはG1戦線で苦戦が続いているが、格下のG3であれば実力上位。距離適性も今回の条件が合う。シランケドはこのコースで準オープンを勝利した経験を持ち、牝馬重賞での安定感を考えれば十分通用する。シェイクユアハートは勝ち切れなさが目立つものの、前走の2着からも分かるように安定感はあり、展開ひとつで台頭の余地がある。

波乱傾向が続いてきた新潟記念だが、別定戦となった今年は「実力馬が力を発揮しやすい舞台」へと変化する。夏競馬の締めくくりを飾る一戦は、格と勢いを兼ね備えた馬の激突となりそうだ。 

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