七夕賞・3着のノッキングポイントが現役引退、屈腱炎発症のため
7月7日に福島競馬場で開催された七夕賞(G3、芝2000m)で3着に入線したノッキングポイント(牡4、木村哲也厩舎)が、レース後に右前繋部浅屈腱炎が判明し、現役を引退することが明らかになった。18日、同馬を所有するサンデーレーシングが発表した。
同馬は前走後、右前脚の球節部に腫れと熱感がみられたため、美浦トレーニングセンター内の診療所でエコー検査を受け、10日に右前脚に屈腱炎を発症したことが判明。翌11日には福島県のノーザンファーム天栄へ放牧に出され、その後は北海道のノーザンファーム空港に移動して治療に専念することがサンデーレーシングから発表されていた。
しかし、ノーザンファーム空港で改めて検査を受けたところ、治療が難しい右前脚のつなぎの部分をかなり損傷していることが判明し、調教再開までに1年を要する見込みであることから、現役引退が決定した。JRAの発表によると今後は乗馬になる予定。
ノッキングポイントは父モーリス、母チェッキーノ、母父キングカメハメハという血統。通算成績は11戦3勝。ノッキングポイント号、お疲れさまでした。