【テレQ杯2024予想】クラス上位組が激突！主役はセブンマジシャンか

小倉競馬の土曜メインは、芝2000mで行われる3勝クラス「テレQ杯」が開催。

近4戦で馬券圏内を外していないセブンマジシャンが主役候補の最有力となりそうだ。3歳時にはセントライト記念で4着に善戦。菊花賞への参戦は逃したが、その後は1800～2000mを中心としたローテーションを組み、今年2月の2勝クラスを好位から抜け出す正攻法の競馬で快勝。3勝クラスを3着、3着、2着と常に上位争いを演じている。このクラスも卒業間近と思われ、今回も勝ち切れるメンバー構成だ。

前走手綱を握った川田将雅騎手から西村淳也騎手へと乗り替わりとなるが、コンビ成績は【1-1-0-1】と良く、着外に敗れた1回もセントライト記念の4着と大きくは負けていない。乗り替わりで割り引く必要はないだろう。

同じくこのクラスで善戦が続くハーツクライ産駒の4歳牡馬のシェイクユアハートも、先行力が魅力の1頭。このクラスはここ3戦で3着2回、2着1回とあと一歩のところまできている。

前走の下鴨Sでは離れた3番手追走からラストも内に入ってしぶとく踏ん張って3着に好走した。2走前のダイワスカーレットCは4番手の好位から追走し、直線は追い比べに加わって2着に好走。2000mでも堅実に好位に付けることが出来る馬で、小倉コースも3走前の関門橋S・3着で経験済みだ。セブンマジシャンに人気がかぶるようであれば、単勝に妙味がある1頭といえそうだ。

伏兵では1勝クラス、2勝クラスを連勝し期待されつつも、このクラスではまだ5着がやっとという戦績となっているモーリス産駒の5歳牝馬のラスマドレスが狙い目か。今年の日本ダービーを制した栗東・安田翔厩舎と横山典弘騎手のタッグも魅力。小倉競馬場の芝コースは勝ち鞍もあり、追い込み脚質だけにハマれば怖い1頭だ。

12頭の少頭数で紛れは起こりにくそうだが、人気馬と穴馬を上手く絡めた馬券で勝負したい。