札幌2歳ステークス(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

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夏の札幌競馬のラストを飾る重賞は、2歳G3の「札幌2歳ステークス」です。過去の上位馬には翌年の3歳クラシックを盛り上げた名馬たちも多数おり、3歳クラシックへの登竜門としても注目を集める一戦です。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに札幌2歳Sの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実、波乱は少なめ

人気は「2番人気」と「5番人気」が3勝、「1番人気」が2勝、「3番人気」が1勝と上位人気馬の勝率は低めです。「4番人気」は2着4回、「5番人気」は3着内が5回となっており、上位人気よりもやや下のクラスの人気馬の好走が目立っています。「6~9番人気」も連対数こそ1回と少ないですが、3着は6回と多く、3連系の馬券で狙うならこのあたりの人気薄は絡めた方が良さそうです。大穴は絡みませんが、伏兵が1・2着によく来るので、馬単の配当は高めです。

人気データ
人気1着2着3着4着以下
1番人気2224
2番人気3016
3番人気1108
4番人気0406
5番人気3115
6~9番人気10633
10番人気以下~02040
オッズデータ
オッズ1着2着3着4着以下
1.0~1.9倍0001
2.0~2.9倍1122
3.0~3.9倍1115
4.0~4.9倍2002
5.0~6.9倍2106
7.0~9.9倍1206
10.0~14.9倍13210
15.0~19.9倍0025
20.0~29.9倍20212
30.0~49.9倍01015
50.0~99.9倍01117
100.0倍以上00021
馬単/3連単データ
馬単3連単
20121,190 円22,330 円
20134,220 円51,340 円
201437,730 円452,740 円
20152,110 円26,990 円
201630,290 円501,710 円
20172,670 円33,770 円
201823,600 円87,570 円
201920,480 円89,460 円
20203,920 円17,670 円
20211,470 円11,510 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気馬名予想オッズ
1ブラストウェーブ2.3
2ダイヤモンドハンズ3.0
3シャンドゥレール5.8
4ドゥーラ11.2
5ドゥアイズ18.9
6アンテロース22.5
7フェアエールング28.9
8アスクメークシェア37.6
9ウェイビー48.7
10ビキニボーイ56.9
11レッドソリッド77.1
12ジョウショーホープ102.4
13トーセンウォルト133.7
14アースビート189.8

■「外枠」&「先行」が好成績

コースは札幌の芝1800mを使用。枠は「3・7・8枠」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「8枠」が最多となっています。「1・2枠」は連対数が1回ずつと不振です。内枠不利・外枠有利の傾向が顕著です。

脚質は「先行」が最多の7勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。札幌の1800mは直線の短い平坦な小回りコースで、コーナー角度も緩いということもあり、前残りのレースになりやすい特徴があります。こうしたコース形態も先行馬が好成績を挙げている要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠1027
2枠1009
3枠20212
4枠11214
5枠11116
6枠01018
7枠23015
8枠24311
脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ11010
先行75421
差し22634
追い込み02037

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減1着2着3着4着以下
-19~-10kg0002
-9~-4kg21519
-3~+3kg63443
+4~+9kg15133
+10~+19kg1004
+20kg~0101
今回減31531
同体重22321
今回増57250

■「牝馬」も連までは絡む

性別は「牡馬」が7勝を挙げており、勝ち馬は牡馬が中心となりますが、「牝馬」も1・2着には3回ずつ入着しており、連まではよく絡みます。所属は6勝を挙げている「美浦」がやや優勢ですが、3着内の回数はほぼ同じで、東西で大きな差はありません。

性別データ
性別1着2着3着4着以下
牡馬77874
牝馬33227
セン馬0001
所属データ
所属1着2着3着4着以下
美浦65448
栗東34550
地方1114

■前走は「新馬」、前走着順は「1着馬」が中心

前走レースはほとんどの出走馬が新馬戦を勝ち上がってきた馬なので、必然的に前走は「新馬」が占める形となります。また、前走着順においても、前走を勝ち上がってきた馬がほとんどのため、「1着」の馬が占めるかたちとなります。レースの特徴的な要素が反映してのもので、傾向とは言い難いところがあるので、参考レースとしての重要度はそこまで高いとは言えないでしょう。キャリアの少ない2歳戦なので、参考レースは特定のレースを重要視するよりも内容を見るしかなさそうです。

前走レースデータ
前走レース1着2着3着4着以下
新馬74755
未勝利22021
クローバー賞1117
コスモス賞03213
函館2歳ステークス0005
スポーツ報知杯中京2歳ステークス0001
前走クラスデータ
前走クラス1着2着3着4着以下
G30005
リステッド/オープン14321
新馬・未勝利96776
前走着順データ
前走着順1着2着3着4着以下
1着99977
2着1009
3着0104
4着0014
5着0003
6~9着0002
10着以下~0003

■騎手はフラットな傾向

騎手は「岩田康誠」と「C.ルメール」の2名が2勝ずつを挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手で2勝以上を挙げている騎手はおらず、特定の騎手が活躍している傾向はありませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手1着2着3着4着以下
岩田康誠2112
C.ルメール2103
柴田大知1203
吉田隼人1013
勝浦正樹1011
石川裕紀人1002
横山典弘1002
田辺裕信1001
武豊0202
蛯名正義0102