JRA新潟記念(2022)のサインは“映画ワンピース”!推奨穴馬2頭とは?

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夏競馬もいよいよ終盤戦。夏の新潟開催ラストを飾る重賞は波乱含みハンデG3「新潟記念」です。人気サイドの信頼度の低さは夏競馬の中でも上位。夏の終わりに大きく当てたい、というファンはここで一発大穴狙いというのも手ですね。

さて、今回もサイン理論で同レースを予想していきたいと思いますが、今回サイトとして取り上げたいのは「映画ワンピースが興行収入100億円突破した」というニュースです。

30日の時点で動員約820万人、興行収入約114億5400万円を記録。“アニメ大国”日本においてアニメ映画が大人気となるケースは珍しくありませんが、「トップガン・マーヴェリック」や「ジュラシック・ワールド」といったハリウッドの名作たちの国内累計成績をあっさり突破したのには驚きです。

公開されているワンピースの映画のタイトルは「ワンピース・フィルム・レッド」。原作に登場する赤い髪の“シャンクス”というキャラクターがフィーチャーされており、“赤色”が一つのキーポイントとなっています。となればまずは「赤枠(3枠)」に入った馬は注目しておくべきでしょう。

そして馬名に“レッド”が入った「レッドジェネシス」はピッタリのサイン馬ですね。昨年5月の京都新聞杯を制して重賞初制覇を果たすと、秋は神戸新聞杯でも2着に好走し、G2の2200m戦でいずれも2着と高いレベルで上位争いを演じてきました。しかし、以降は重賞を4戦してすべて二桁着順惨敗と一気にトーンダウン。昨年の菊花賞では1番人気に推される人気馬でしたが、前走の七夕賞では10番人気で結果15着と散々たる結果に終わっています。

ローカルハンデ重賞で四苦八苦しているような馬ではないと信じて復活を願うファンも少なくないとは思いますが、前評判は上がらず今回も伏兵的な立場での参戦が濃厚でしょう。それでも伏兵が度々穴を開ける同レースなら、復活も期待できるはず。不良馬場の神戸新聞杯・2着の実績からも、タフな馬場は得意なタイプ。最終週の荒れた新潟で、完全復活となるかに注目です。

もう1頭のサイン馬は「スカーフェイス」です。直訳すると“傷のある顔”という意味ですが、ワンピースに登場するシャンクスも、顔に傷があるのが特徴的なキャラクターということでサイン馬とさせていただきました。

スカーフェイスは今年初戦の中山金杯で2着と好スタートを切ると、春はG1大阪杯でも6着に善戦、前走の函館記念でも3着に好走と、調子を落としているレッドジェネシスとは打って変わってこちらは上昇度のある1頭。雨で重馬場となった函館記念・3着は順位以上に評価できる内容で、今の新潟の馬場なら引き続き好パフォーマンスを発揮できそうです。とは言えオープン勝ちの無い馬ということで、前評判はそこまで上がってくることもなさそうです。

今回取り上げたサイン馬2頭はいずれも人気薄濃厚の穴馬ですが、波乱傾向強めの同レースなら絡んできても違和感のない2頭。「興行収入100億円突破」という偉業達成も一つのサインだとするなら、今年は大荒れの決着となるかもしれませんね。

ということで今年の新潟記念は「赤枠(3枠)」、「レッドジェネシス」、「スカーフェイス」の3つを有力視したいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。