【JRA】浜中俊騎手が京都3Rで落馬負傷、左肩・左手首・左足親指を骨折し年内休養へ

11月22日の京都3R・2歳未勝利(芝1200m)で発生した多重落馬事故により、浜中俊騎手(36)が左肩、左手首、左足親指を骨折していたことが25日に分かった。26日に手術を行う予定で、復帰は年明け以降となる見込みだ。
事故は、先行していたニュートラ(幸英明騎手)が競走中に疾病を発症し、4コーナーで転倒したことが発端だった。この転倒により後続のメイショウピュルテ(浜中騎手)とキョウエイクローム(高倉稜騎手)が避けきれず、計3頭が巻き込まれる形で競走中止となった。
ニュートラは右第3中手骨粉砕骨折と診断され、予後不良となった。幸騎手は背部の負傷により戦列を離れている。また、巻き込まれたメイショウピュルテとキョウエイクロームの馬体に異常は確認されなかったものの、浜中騎手は左腕を中心に複数箇所を骨折、高倉騎手も両足の負傷と診断された。3人の騎手は当日の4R以降の騎乗がすべて乗り替わりとなった。
浜中騎手は「年内に騎乗するのは厳しいと思います。残念ですが、しっかりと治して復帰したいです」とコメントしている。熟練騎手の離脱は痛手だが、完全復帰に向けての治療が最優先となる。

