【宝塚記念2016】夏は牝馬か!?タッチングスピーチ、マリアライト考察

いよいよグランプリ・宝塚記念がやってきました。これが終わってしまうとスプリンターズSまで中央開催のG1は待たないといけないだけに、テンションは最高潮ではないでしょうか。できればボーナス月の7月にやってほしい、というサラリーマンの悲鳴も聞こえてきそうですが、さっそく見ていきましょう。

圧倒的に牡馬が強いのは否めません。過去10年では牝馬の勝利がありません。池添騎手とスイープトウショウの鮮烈なイメージをお持ちの方も競馬ファンにはいらっしゃるかもしれませんが、そこを最後に牝馬が勝てていない、高いハードルといえます。

しかし、ここ3年に限って言えばすべて牝馬が馬券圏内。ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、デニムアンドルビーと脚質関係なく馬券に絡んでいます。となると、今年もやはりヒモには牝馬を入れておきたい。

勢いのある騎手と、相性のいい騎手の2人が今回牝馬に騎乗します。皐月賞制覇、ダービー3着と存在感を見せ付けている蛯名騎手はマリアライト。目黒記念2着からという牝馬としては異色のローテ。

続いてミッキークイーン回避で手綱が回ってきたタッチングスピーチと浜中騎手のコンビ。オッズでいえばタッチングスピーチに妙味があります。

キタサンブラック、ドゥラメンテ、アンビシャスなど4歳牡馬が今回人気を集めますが、ブエナビスタの2着もあるように、4歳牝馬でも素質があれば2着までは持ってこれます。ナカヤマフェスタで勝っている蛯名騎手含め、オッズに惑わされずに今回は牝馬をヒモには入れておきたいものです。