【天皇賞・秋2016予想】2頭出しは人気薄を狙え!格言通りになるか、サトノクラウンを狙いたい2つのポイントとは?
いよいよ古馬中距離王決定戦・秋の天皇賞が今週行われます。過去にはブエナビスタ、トーセンジョーダン、エイシンフラッシュと外国人騎手騎乗馬の連勝が続いていましたが、ここ3年は日本人騎手が意地を見せていますが、今年の外国人騎手騎乗馬のラインナップはなかなかハイレベルです。
モーリスにはライアン・ムーア、リアルスティールにはミルコ・デムーロ、ラブリーデイにはクリストフ・ルメール、サトノノブレスにはアンドレアシュ・シュタルケ騎手がそれぞれ騎乗予定になっています。果たして今年はどうなるか?出走予定馬の馬柱で騎手名だけ見ているとなんだかジャパンカップにも思えてきます。
そんな混戦模様の中わたしが本命視したいのが◎サトノクラウン。みなさんお忘れかもしれませんが、昨年の皐月賞1番人気馬です。昨年の天皇賞(秋)へはダービー3着から直行出走しましたが、17着大敗。とはいえ今年は京都記念で勝利しており、まだまだ捨てたものじゃありません。
推しておきたい2つのポイント、コース実績と鞍上
まず、東京コース実績は【2-0-1-1】と昨年の秋の天皇賞大敗以外では馬券圏内に入っている高いアベレージをみせています。
そして注目したいのが騎手なのですが、今回は福永騎手で想定されています。
ヴィブロスでの秋華賞制覇や、期待の2歳馬レッドアンシェルのオープン入りと流れもいい福永騎手は、秋の天皇賞もジャスタウェイで勝利しており、レースとの相性も悪くありません。
そして、サトノクラウンでは2戦2勝し、弥生賞勝利時のジョッキーも福永騎手です。ここ2戦は好走とは言い難いサトノクラウンですが、良いイメージを持って臨めるジョッキーのはずです。
同馬主からはサトノノブレスと、堀厩舎からはモーリスとの2頭出しとなったサトノクラウン。「2頭出しは人気薄を狙え」と昔からいいます。モーリスはもちろんのこと、前走オールカマー2着のサトノノブレスよりも下の人気になる可能性も濃厚です。
語呂がいまいちですが「サトはサトでもサトノクラウン!」と実況されるか、全ては走り次第。サトノクラウンの大駆けを期待したいところです。