15日（土）は東京競馬場で障害重賞の東京ハイジャンプ（J・G2）が開催されます。障害レースとしては珍しく直線が長く、最後も平地競走用コースの直線に入るのである程度の平地力が求められます。

さて、今回は3110mに変更された12年以降の過去5年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に東京ハイジャンプの傾向を探っていきたいと思います。

3着内15頭中11頭は3番人気内、人気サイドが堅実

3着内15頭中11頭が3番人気内の馬で、単勝オッズ20倍以上の馬で馬券に絡んだのも1頭のみ。人気サイドが強い競馬をする傾向が非常に強いレースと言えるでしょう。

しかし、雨が降った14年のレースでは13番人気の人気薄が台頭し波乱を演じました。雨が降ったり馬場が重くなった場合は波乱にも十分注意する必要があります。

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。

※正式オッズは馬券発売後に随時公開されます。必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

「先行有利」＆「平地力」がある馬に注目

コースは東京競馬場の障害3110m。最内と大外の成績が悪い以外は、万遍なく絡んでおり、とくに有利不利は見受けられません。

脚質は逃げ・先行が中心です。前で競馬ができる馬が有利な傾向にあります。直線は長く、平地競走用コースを走るため、平地で実績がある馬には注意が必要です。

「5～6歳」＆「関西馬」が中心

5～6歳が中心となります。7歳以上は勝ち馬こそ出ておりませんが、2着馬が4頭と連対率は高め。所属は関西馬が中心となります。

前走「阪神ジャンプS」＆「東京ジャンプS」に注目

前走は「阪神ジャンプS」と「東京ジャンプS」から進めてくる馬が中心となります。前走着順は1着馬の成績が良く、前走勝っている馬を中心に考えたいです。

騎手は「西谷誠騎手」＆「高田潤騎手」に注目

騎手は西谷誠騎手と高田潤騎手の成績が良いです。