府中牝馬ステークス(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

14日（土）は東京競馬場で府中牝馬ステークスが開催。府中牝馬ステークスは、2011年にG2へ格上げされたエリザベス女王杯の前哨戦です。過去の着順を見るとスマートレイアー（14年2着、15年2着、16年3着）、ホエールキャプチャ（13年1着、14年3着）、ドナウブルー（12年3着、13年2着）、ベッラレイア（08年3着、09年2着）と、過去に馬券圏内に来た馬が続けてくるケースが続いていることからも、リピーターに注目したいレースでもあります。

さて、今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に府中牝馬ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

「4番人気」は勝率50%、1,2番人気は過去10年で勝ち馬ゼロと不振

1,2番人気からは過去10年勝ち馬が出ておりません。4番人気からは5頭もの勝ち馬が出ており、勝率は50%と高い。

単勝50倍以上は「0-1-0-53」で、大穴が絡んで高配当を演出するということは少ないですが、人気上位に推された馬が取りこぼすケースが目立つので、波乱含みの高配当決着も十分にある重賞レースです。

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。

※正式オッズは馬券発売後に随時公開されます。必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

「外枠」＆「先行馬」が好成績、しかし「差し・追込み」にも十分警戒が必要

コースは東京競馬場の芝1800m。スタート後の直線も短く、一見内枠が有利のようなコース形態に思えますが、実際は7,8枠の好走率が高くなっております。1,2枠からは6頭しか3着内がいないのに対し、7,8枠からは13頭もの馬が馬券に絡んでおります。

開幕して2週目の東京競馬場の馬場ですから、まだ芝の状態は良く、前が止まりづらいレースとなっており、脚質は先行馬の成績が良いです。確率で言えば先行馬の勝率が最も高いですが、他レースに比べて圧倒的に後方からの馬の成績が良い点も注意しておきたいところです。追い込み一手の馬は普段以上に期待できるかもしれません。

「4～5歳」＆「関西馬」が中心

4～5歳が中心となります。3歳と6歳以上からは勝ち馬は出ておりません。所属は関西馬が中心となります。

前走「クイーンS組」が中心

前走はクイーンS組が中心です。前走がG1で馬券に絡んだのはヴィクトリアマイル4着のスマートレイアーと、ヴィクトリアマイル3着のブルーメンブラットの2頭のみ。前走G1でも掲示板外だった馬は割り引いてよさそうです。

大敗した馬の巻き返しも多く、前走の着順はそこまで気にしなくてよさそうです。

騎手は「蛯名正義騎手」に注目

騎手は蛯名正義騎手に注目。1,2着が1回ずつのデムーロ騎手とルメール騎手にも注意。