【京阪杯2025予想】ヨシノイースターが1週前追い切りでラスト1F11秒7、得意の調教パターンで好調アピール

未来の短距離王へとつながるスプリント重賞「京阪杯」へ向け、スプリンターズSで5着に善戦したヨシノイースターが19日、栗東坂路で1週前追い切りを行った。
追い切りは単走で、4F52.5-3F37.4-1F11.7をマーク。序盤はゆったりと入り、後半にかけてペースを上げる内容。ラスト1F11秒7は重い馬場を考慮しても優秀で、坂路主体の調整過程もこれまで通りのパターンだ。休み明けでしっかりと時計を出してくるのもこの馬らしく、順調な仕上がりといえる。
近走は調子が安定しており、以前苦手とされていた夏場でも走れるようになってきた点は大きな成長だ。7歳という年齢から大きな上積みこそ見込めないものの、状態維持と調整の良さは今回も信頼できる。
前走のスプリンターズSでは、内枠でじっと脚をため、直線で外に出して伸びる「これぞ穴馬の乗り方」と言える運びで5着に好走。鞍上の内田博幸騎手が「今日は馬の状態がすごく良かったですね」と語ったように、状態面の良さが内容に直結した。
その後も疲れを感じさせず順調に調整されている今回、状態は前走同様に良好と判断できる。安定感を武器に、重賞タイトル奪取へ向けて態勢は整ったと言えるだろう。

