【スプリングS予想2018】勝馬に当てはまる3つのデータとは?

■前走が1800m以上のレースだった馬
過去10年の勝馬10頭中9頭の馬は、前走が1800m以上のレースだった馬でした。マイル路線から距離延長して挑む馬もよく見られるレースですが、距離を延長して挑んだ馬が1勝なのに対し、同距離・距離短縮で挑んだ馬は9勝と断トツです。勝馬に関しては、同距離・距離短縮組が中心となります。| 前走距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1200m | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 1400m | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 1600m | 1-4-4-34 | 2.3% | 11.6% | 20.9% |
| 1800m | 5-4-4-35 | 10.4% | 18.8% | 27.1% |
| 2000m | 4-1-2-32 | 10.3% | 12.8% | 17.9% |
| 2200m | 0-1-0-5 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
| 2400m | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 距離延長 | 1-4-4-41 | 2.0% | 10.0% | 18.0% |
| 同距離 | 5-4-4-35 | 10.4% | 18.8% | 27.1% |
| 距離短縮 | 4-2-2-38 | 8.7% | 13.0% | 17.4% |
■前走3着内だった馬
上記で、過去10年の勝馬10頭中9頭は「前走1800m以上のレースを出走していた」と記しましたが、実はこの9頭は全て前走で「3着内」に入着しておりました。 スプリングSの過去10年のデータと傾向でも示しましたが、過去10年の勝馬は全て前走が3着内だった馬で、4着以下だった馬は勝ち星をあげれておりません。前走が6着以下だった馬で馬券に絡んだのは1頭のみとなっており、基本的には前走で好走した馬から狙っていくのがセオリーと言えそうです。| 前走着順 | 成績 |
|---|---|
| 1着 | 6-6-4-48 |
| 2着 | 1-1-5-14 |
| 3着 | 3-0-0-3 |
| 4着 | 0-1-1-7 |
| 5着 | 0-1-0-11 |
| 6~9着 | 0-1-0-18 |
| 10着以下 | 0-0-0-13 |
■上がり3F最速タイムでの勝利経験がある
過去10年の勝馬10頭中8頭は、過去に上がり3F最速タイムをマークした経験がある馬で、うち7頭は上がり最速での勝利経験がある馬でした。中山の1800mは序盤のコース形状からもペースは速くなりにくく、上がりの競馬にはなりにくいといった印象がありますが、上がりの速い決着に適性のある馬が好走する傾向にあるようです。 実際、昨年のスプリングSも上がり1位、2位、3位の順番で決着しており、データ通りの傾向となっております。前週に開催された同コースの中山牝馬Sでも上がり2位、3位、1位という順番で決着しており、同日は上がり時計が上位の馬が好走する馬場となっておりました。 しかし、今年は、先週の中山牝馬Sの結果を見ると、カワキタエンカが逃げ切り勝ちを果たし、2着馬のフロンティアクイーンも3番手からの好位追走という前残りの決着となっております。その日の上がり1位の馬は1勝のみで、土日の2日間を合わせても「2-2-2-7」という成績で、前残りの決着が目立ちます。中山競馬場の馬場状態によるところが大きいと思うので、信頼しすぎるのも危険なデータとも言えそうです。土日に馬場を再度チェックし、改めて判断したいと思います。■まとめ
上記のデータ・傾向をまとめます。- 前走が1800m以上
- 前走が3着内
- 上がり最速タイムで勝利経験がある

