【京成杯2026】ここも〝通過点〟となるか!?超良血ソラネルマン
公開: 2026/01/13 16:17(更新: 2026/01/13 19:22)

クラシック戦線へとつながる重要な一戦となる「京成杯」は、後に大舞台を制する素質馬が姿を見せる出世レース。2024年の優勝馬ダノンデサイルは後に日本ダービーを制覇し、2023年の勝ち馬ソールオリエンスも皐月賞馬となったように、将来性を測る試金石の意味合いが強い一戦だ。
今回その流れを汲む存在として注目したいのが、ソラネルマンである。
東京2000mの未勝利戦を逃げ切って駒を進めてきた同馬は、デビュー2戦目で初勝利を達成。前走はスタートから主導権を握り、淡々としたペースでレースを支配。直線では並びかけられても余力十分に加速し、上がり3F33秒2のメンバー最速タイをマークした。着差以上に内容が濃く、能力の高さを強く印象づける一戦であった。
中山1800mのデビュー戦は2着に敗れたが、当時は仕上がり途上で距離も合わなかったように見えた。実際、ひと息入れて1Fの距離延長で臨んだ2戦目で一変し、断然人気に応える勝ち方を披露した点は評価が高い。内回りコースへの適性も問題なく、舞台替わりがマイナスに働く要素は見当たらない。
デビュー戦から手綱を握っているC.ルメール騎手も前走後に「マイペースで冷静に走れた。直線では自然に加速してくれたし、距離は2000m以上でも問題ない」と語っており、2000m以上への適性を言及。同馬を管理する手塚調教師も、新馬戦については「乗り込みが足りない感じで緩さが残っていたし、1800mも向かないと思っていた」と距離が短かった点を指摘。続けて「それでもホープフルS・2着馬と接戦だったからね。2戦目はそれなりの勝ち方ができたし、能力はある」と、過去2戦のパフォーマンスを高く評価している。陣営も「ここは通過点」と言わんばかりの強気ムードで、今回はその器が試される。
8日の1週前追い切りはWコースで8歳オープンの僚馬アルビージャと併せ馬を消化。相手を2馬身先行させ、ラストは馬なりのまま内から楽に抜き去って2馬身先着した。時計は6F84秒2~1F11秒7。しまい重点に追われて最後は手応え良く先導役を圧倒と、文句無しの内容だ。
父は同厩舎所属で18年の菊花賞、19&20年の天皇賞・春とG1を3勝したフィエールマン。母の母はG1・6勝の名牝ブエナビスタという良血が、クラシック本番につながる一戦で初タイトル奪取を果たせるかに注目だ。

