セントウルSは1200m負けなしだったアクティブミノルが見事休み明けで快勝。ウリウリはさすがの競馬もこの展開は厳しかったのでしょうか。ストレイトガールは府中のマイルから阪神の1200mでは馬もとまどったのではないかと思われますが、本番は巻き返しも十分にありえますね。ハナを切れないとモロい競馬をしてしまうこともあり、今回はゲート練習を念入りにしていたというアクティブミノル。
ハクサンムーンだけじゃなく、ホウライアキコあたりも出をうかがうはずだった逃げ争いを、あっさりロケットスタートを決めて制しました。
ニュージーランドトロフィーから我慢して使わずに来たローテが実を結んだともいえます。
後続の有力各馬からすれば「ああ、あいつの逃げなら怖くない」と思っていたらあれよあれよの逃げ切りを許してしまった感じがするのと、2番手追走のハクサンムーンが前を掃除したところを後続が襲いかかる、という構図を描いていたのかもしれませんね。
今回のセントウルSはフロックで勝てるメンバーではありませんでした。このままいけば本番でもアクティブミノルにそこそこ印が集まりそうですし、何よりスプリント無敗は高く評価したいところです。
今年の藤岡康太騎手は乗れています。連勝は北九州記念でストップしたものの、本番のスプリンターズSは先約ビッグアーサー騎乗が決まっているとのこと。サクラバクシンオーの最高傑作といえばショウナンカンプが1番手ですが、そこを超えられるかも注目です。
では本番のアクティブミノルは誰が乗るのか?騎乗経験がある騎手でいえば武豊はベルカントに。空いているのはデビュー戦で騎乗した松田大作騎手。
個人的には松田騎手に乗ってほしいですね。バンデといい先行馬に乗せると何かやってくるんじゃないかと思わせる、そんな不気味なイメージがある騎手です。
藤岡騎手もジョーカプチーノ以来のG1のチャンス到来。本番のスプリンターズSは馬を買うか騎手を買うか、悩ましいところですね。