日本でもおなじみのスミヨン騎手を鞍上に迎えてイギリスのプリンスオブウェールズSに遠征したスピルバーグ。距離もピッタリで大いに期待されましたが6着に敗れました。主戦騎手であり、この馬のことは一番よく知っている北村宏騎手だったらどう乗ったのか、タラレバにはなってしまいますが、それもまた楽しいですよね。
もしトレヴがジャパンカップに来たら?観客数も大幅アップするでしょうし、久しぶりに外国馬の戴冠もあるかもしれません。ただおそらく日本の高速馬場は陣営も嫌うでしょうし、故障リスクを考えると来てはくれなさそうですね。凱旋門賞勝ち馬ではモンジューが以前来ましたが、やはり重たい欧州の馬場で結果を出している馬がいきなり日本競馬では適性が合わないのか結果が出ませんでしたし。
もしナリタブライアンとディープインパクトが同世代だったら?どちらがどのクラシックを勝つのかも注目ですし同着だったらなお面白い。ここにシンボリルドルフやミスターシービーを入れたい人もいるでしょう。歴代最強馬はどの馬か?は人それぞれ持論がありますし、G1を勝った数で考えない人もいてそれもまた話していると楽しいです。
そして、ここへきてそんな「もし」が実現する可能性が浮上してきました。秋の天皇賞に先述のスピルバーグをプリンスオブウェールズSで負かせたフリーイーグルが登録をしているのです。
スプリンターズSに登録していたラッキーナインは残念ながら来日をとりやめました。ラッキーナインの弟ティーハーフも出走し、もう1頭の弟サドンストームも最終的には出走しませんでしたが、出走予定には入っていたため、もしも実現していたら3兄弟そろい踏みの偉業だったんですが。
今年の秋の天皇賞は、順調ならスピルバーグも連覇を狙って出走予定。イギリスではダメでしたがホームの日本ならリベンジを果たすチャンスを得ることができます。ドラマ抜きにしても世界の強豪であるフリーイーグルにはぜひ来てほしいですね。