25日(土)は京都競馬場で「京都2歳ステークス」が開催されます。例年頭数が集まりにくいレースですが、今年も9頭と少頭数となりました。
今年は9頭という少頭数の中でタイムフライヤーとグレイルの2頭の2歳馬がとくに注目を集めている状況ですが、「2強」に「少頭数」と、先週の東スポ杯に非常に状況が似ております。東スポ杯は1→2→3番人気の順で決まる堅い決着となりましたが、果たして結果も似たような内容になるのかどうか?何れにせよ、今回も点数を絞っていく買い方がベストだと思います。
本命に選んだのは武豊騎手が騎乗するグレイルです。新馬戦は雨の不良馬場でかなり時計がかかる状態でした。それでも最後に見せた末脚は伸びのある目立つ脚でしたし、道悪のタフな馬場で長く脚を使って、粘る内の馬に競り勝ったのは高く評価していい内容だっだと言えるでしょう。良馬場でどういう競馬を見せてくれるかが楽しみな一頭ですし、コースを知り尽くした武豊騎手が鞍上というのもアドバンテージと言えるでしょう。
対抗馬に選んだのはスラッシュメタルです。京都の新馬戦を岩田騎手で勝利。この日の京都は良馬場発表でしたが、前月の雨と道悪続きで馬場は時計がかなりかかっておりました。良馬場でもある程度力のいる馬場で勝てたのは、今回最終週の京都を走る上でも好材料と言えるでしょう。ハーツクライ産駒ということで距離は長い方が合いそうな気がしますが、まだまだ底は見せておらず、末脚を出し切った時にどこまでやれるかというのは気になるところです。
単穴に選んだのはシスターフラッグです。新馬戦を快勝し、札幌2歳ステークスで4着、アルテミスSで12着ときており、今回は三度目の重賞挑戦となります。デビューからの2戦は1800mで、前走は1600m、そして今回2000mへ距離延長というローテ。メンバーの中ではキャリアが多いので情報が多い方ですが、この馬は少しエンジンのかかりが遅いものの、スピードにのってしまえば力強いフットワークで長く良い脚を使ってくれます。この頭数ですし、今回は2頭の強い馬を目標にもできるので、競馬はしやすいのではないでしょうか。
以上、京都2歳ステークスの予想でした。本命はグレイル、対抗はスラッシュメタル、単穴にシスターフラッグという予想で勝負をしたいと思います。それでは、皆さんの馬券のご健闘をお祈りします!