大のギャンブル好き芸人として知られるお笑いコンビ、霜降り明星の粗品。先月は京都大賞典、秋華賞と連続で重賞レースの3連単を的中させており、ついに“逆神”の汚名返上を果たしたかのように思われたが、以降は菊花賞の本命・ディナースタが14着、天皇賞秋の本命・ジャックドールが4着、そして先週のアルゼンチン共和国杯の本命・キラーアビリティが8着と再び逆神ぶりを発揮。
先月の菊花賞前に“生涯収支1億円君”としてのギャンブル活動休止を宣言するも、翌日には早々に撤回し、新たに“生涯収支マイナス2億円君”としてカムバックを果たし、順調に収支を減らし続けている粗品。連続的中で一時は彼の予想に「乗っかるべきか」とも囁かれたが、この調子なら安心して本命馬を消すことができよう。
さて、気になるのは今週行われるエリザベス女王杯の本命馬だ。最近の粗品関連のニュースからサインを探るなら、粗品の妻でタレントの秋山衣梨佳が5日、自身のインスタグラムを更新したニュースか。秋山さんは披露宴での幸せ感あふれるケーキ入刀などの写真を公開した。秋山さんはピンクのドレス姿、粗品はグリーンのシャツとブルーのパンツスタイルに身をまとっており、お揃いの蝶ネクタイをつけた息子とともに親子でケーキを入刀する姿を投稿した。テーマカラーである「グリーン」と「ピンク」がサインだとするなら、緑枠の「6枠」とピンク枠の「8枠」に入った馬には警戒しておきたいところ。
サインではなく順当な彼の本命馬を予想するとするなら、先月秋華賞で彼が本命馬に挙げた「スタニングローズ」か。紫苑S、秋華賞とこの秋は負け知らずで、このエリザベス女王杯を制してG1連勝となるかに注目が集まる。粗品に的中をもたらした馬ということで思い入れの強さもあるだろう。
さらに秋華賞の前日の府中牝馬Sでも本命馬に挙げた12番人気のイズジョーノキセキが勝利し、単勝34.8倍の大穴を的中させている。去年のエリザベス女王杯でも12番人気ながら5着に好走している馬で、2走前の垂水Sも快勝と阪神コースを得意としてる馬だ。今年も伏兵的な立場での参戦となりそうだが、穴を開けそうな馬なだけに粗品も選びそうな1頭だ。
スタニングローズ、イズジョーノキセキといずれも魅力的な馬で個人的にも狙ってみたい馬なので、粗品には本命馬には挙げてもらわないでほしいというのが正直な気持ちである。