いよいよ今年の中央競馬もラストになり、ゴールドシップの引退レースとなる有馬記念。鞍上にはウチパクが帰ってきました。本人のコメントでは「素直にうれしい、馬体がずいぶん白くなった」。ネットでは「おれなら一度降ろされてまた頼まれてもプライドあるし乗らない」とか「ここまで成績落ちてから頼まれてもな」という辛らつな書き込みもあるにはありますが、概ね「がんばれ!」が世論のようです。さすがファン投票1位の貫禄といったところでしょうか。
今年は60回記念の年ということですが、珍事が起きています。毎年毎年必ずといっていいほど見かけていたあの勝負服の馬の出走がありません。そう、サンデーレーシングです。ここ数年だけでもドリームジャーニー、オルフェーブル、ジェンティルドンナなど枚挙にいとまがありません。
有馬記念くらいデータとかじゃなく好きな馬から買うよ、という方が多いとは思いますが、今回はちょっと特殊なデータ、オカルト的なものをご紹介したいと思います。それはここ数年限定の話になりますが、「池添騎手は1年おきに有馬記念を勝つ」というデータ。
年度 | 馬名 | 騎手 |
---|---|---|
2009 | ドリームジャーニー | 池添謙一 |
2010 | ヴィクトワールピサ | M・デムーロ |
2011 | オルフェーヴル | 池添謙一 |
2012 | ゴールドシップ | 内田博幸 |
2013 | オルフェーヴル | 池添謙一 |
2014 | ジェンティルドンナ | 戸崎圭太 |
というわけで、今年は池添騎手の順番。となると1番人気にはならないであろうショウナンパンドラが浮かび上がります。牝馬で有馬記念を勝つ、というのはダイワスカーレットのようによほど力が抜けてないと難しいとは思いますが、同様に難しいジャパンカップを勝ち、今年のオールカマーもそつなくこなしていることもあり、このジンクス今年も続くとみていいのではないでしょうか。