世間では年末シーズンまっただ中、相次ぐ忘年会に立て込む仕事、てんやわんやの師走をお過ごしの方も多いことかと思いますが、競馬業界もこの時期は大忙し。世間一般では有馬記念で一年の締めくくりを、というイメージでしょうけれど、ひとつ地方競馬に目を向けていただければ、有馬記念のさらに2日後の12月29日(火)に東京大井競馬場にて「東京大賞典」が開催されます。
東京大賞典は地方競馬で初めて国際GⅠを取得したレースなので、当然海外の競走馬も出走が出来ますし、もちろんJRA所属馬も参戦いたします。その筆頭としてはやはりこの馬、ダートの王者ホッコータルマエです。一昨年、昨年と二連覇中のディフェンディングチャンピオンとして、かねてより期待されている10個目のGⅠ獲得へ期待がかかります。
また、ホッコータルマエの一番のライバルであるコパノリッキーも参戦いたします。その他に、母が大井競馬場所属馬だったサウンドトゥルーや、古豪ワンダーアキュート、ナムラビクターにグランドシチーなどが出走を予定しています。
GⅠといえど地方開催だから知っている馬が少なそうだし興味が無い、という方も、中身をみてみればJRA所属馬の出走も多いのでダートに興味がなくとも、聞いたことのある馬も出走しているのではないでしょうか?
28日で仕事納め、という方も多いでしょうから、地方競馬は平日開催でゆっくり楽しむことが難しい方も、ホッコータルマエの前代未聞の大記録のかかっているレースですから、ぜひご注目いただければ幸いです。