2019年最初のG1レース・フェブラリーステークスが今週いよいよ開催されます。登録18頭ということでフルゲート16頭はよほどトラブルが重ならなければ埋まることでしょう。ルヴァンスレーヴこそ欠くものの豪華メンバーが集結となりました。
2016年のデビュー以来順調に実績を積み上げいよいよG1初参戦となる藤田菜七子騎手の騎乗するコパノキッキングや、武豊騎手も期待するダートの新星インティなど、昨年までの勢力図を塗り替えることが出来るかも注目したいレースになりますが、今回私が注目したのは連覇を掛けて挑むノンコノユメです。
昨年は根岸ステークスで復活の狼煙をあげた勢いそのままにフェブラリーステークス制覇となりましたが、その後は3戦連続4着、前走のチャンピオンズカップでも末脚不発の7着と物足りない内容が続きました。
今年は根岸ステークスも叩かずぶっつけでの挑戦となりますが、今回は目標としやすい位置にインティがいるため、後続馬たちに有利な展開になりそうな点もありますが、東京コース6勝と他を圧倒する実績を持つノンコノユメは、初の東京コースとなるインティ、距離不安を囁かれるコパノキッキングよりも下の人気になりそうなのは馬券妙味からぜひ抑えておきたいところ。
過去10年で連覇を果たしたのは'14-'15のコパノリッキーのみと高い壁がそびえ立っていることも事実で、明け7歳とダート馬にしても若くないノンコノユメですが、長く走るせん馬なのでまだまだこれからの活躍にも期待して今回は狙ってみたいと思います。