【中京記念2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

サマーマイルシリーズ3戦目となる「中京記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ウォーターリヒト(牡4、石橋守厩舎)
8/13(水)栗東・坂路(良)4F55.9-3F40.3-2F25.6-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で単走。序盤はゆったりと入り、抑えを利かせてしまいは外ラチ沿いを真っ直ぐ伸びて12秒1をマークしてゴール。1週前は坂路で2頭併せを行い、4F53.7-1F11.9をマークして1馬身遅れてゴール。相手には遅れましたがこの馬自身はキレイなラップを刻んでおり、ラストも11秒9の脚を使えています。安定して上がり3Fで脚を使えるのが強みで、速い時計を出すよりも、しまいの脚がしっかりと使える状態にあるかどうかがカギ。今回は万全の態勢を整えている印象です。
エルトンバローズ(牡5、杉山晴紀厩舎)
8/13(水)栗東・坂路(良)4F54.1-3F37.8-2F23.8-1F11.6(馬なり)
栗東坂路で単走。ゆったりと入り、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒6をマークしてゴール。1週前はCWコースで3頭併せを行い、一杯に追われて6F79.4-1F11.1の好時計をマークし、最先着でゴールしました。ラスト2Fは11.1-11.1の絶好ラップで、古馬2頭の僚馬を圧倒。最終追いも前半は抑え気味でしたが、ラストはさすがの切れ味を披露しています。約9ヶ月ぶりの骨折明けということで脚元含め状態面が懸念でしたが、力は十分に出せる好仕上がりを印象付けています。
マピュース(牝3、和田勇介厩舎)
8/13(水)美浦・坂路(良)4F56.2-3F39.4-2F25.1-1F12.3(馬なり)
美浦の坂路で単走。息遣いを確認する程度の軽めの内容で、しまいも馬なりで駆け上がり12秒3でゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F82.7-1F11.3をマークして先着しました。2週前にもWコースで好時計を出しており、調整過程は順調そのものです。もともと稽古駆けするタイプで攻めた追い切りが多かった馬ですが、暑さや輸送を考慮して今回はやや抑えめ。それでもしまいはキレ味を見せているので、見せ場は作ってくれそうな気配があります。

