【キーンランドC2025】ウインカーネリアンが1週前追い切りで併せ馬を圧倒、態勢は万全

ウインカーネリアン(牡8、鹿戸雄一厩舎)が、14日にキーンランドC(G3、芝1200m)へ向けた1週前追い切りを行った。前走はドバイのアルクオーツスプリントで2着に好走し、海外帰り初戦となる一戦だ。
追い切りは主戦の三浦皇成騎手を背に、美浦Wコースで実施。古馬3勝クラスの僚馬ルカランフィーストを内から4馬身追走し、直線は余力を残したまま加速。5F65.8-1F12.1の好時計をマークして1馬身先着した。動きは終始スムーズで、馬体の張りや息遣いも良好だった。
ゴール後もキャンターで1周を追加し、鞍上と呼吸を合わせながら入念に調整。立ち上げに時間を要するタイプだが、今回は函館に直接入厩し、計画的かつ順調に仕上げられてきた。4か月半ぶりの実戦となるが、休養によって心身ともにリフレッシュされており、仕上がりは良好。復帰初戦から勝ち負けを期待できる状態にありそうだ。

