【ローズステークス予想2025】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

秋華賞トライアルの「ローズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
カムニャック(牝3、友道康夫厩舎)
9/10(水)栗東・坂路(良)4F55.1-3F39.4-2F25.1-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で単走。序盤のラップはゆったりと入って折り合いに専念。コーナーをまわって直線ではギアを上げていき、ラスト1Fは12秒1をマークしてゴールしました。1週前はCWコースで一杯に追われ、7F94.6-1F11.0をマーク。6Fは78秒8で自己ベストを1秒以上更新し、ラスト2Fも11.1-11.0という圧巻の好ラップでまとめています。8月半ばから意欲的に乗り込まれてきており、調整過程は順調そのもの。ひと夏を越しての成長がうかがえた追い切り内容です。
パラディレーヌ(牝3、千田輝彦厩舎)
9/10(水)栗東・CW(良)6F85.8-5F68.8-4F52.8-3F36.8-1F11.0(馬なり)
栗東CWコースで単走。馬場の外目から馬なりで追われ、コーナーでは楽な手応えでまわり、直線で早めに手前を変えてからはスムーズに伸びてラスト1Fは11秒0でまとめてゴールしました。1週前もCWコースで追われ、6F85.6-1F11.2をマーク。立ち回り、要所の反応、終いの伸び、どれを取ってもスムーズで、軽快さと好時計からも好調ぶりが伝わります。オークス以来4ヶ月ぶりとなりますが、休み明けを感じさせない好内容の追い切りでした。
チェルビアット(牝3、高野友和厩舎)
9/10(水)栗東・坂路(良)4F56.0-3F40.3-2F25.7-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。序盤でやや行きたがるところを見せるも、しっかりと我慢が利いており、しまいは軽い促しで12秒3をマークしてゴールしました。最終追いは調整程度の内容でしたが、1週前は強めに追われて負荷がかけられています。C.ルメール騎手を背に坂路で追われ、4F51.4-1F12.0をマークしてゴール。坂路主体は変わらずですが、前半から良いラップを刻んで全体時計を1秒以上更新してきたのは好感が持てます。しまいも先週から楽に12秒台を出しており、これまでの追い切りからもう一段スピードを上げてきた印象です。

