【神戸新聞杯2025】アルマデオロは武豊騎手とのコンビ継続

G1・7勝を挙げた名馬キタサンブラックの半弟、アルマデオロ(牡3、清水久厩舎)が、9月21日に阪神競馬場で行われる神戸新聞杯(G2、芝2400m)に出走することが決まった。鞍上はデビュー以来全戦を託されている武豊で、今回も継続騎乗となる。
アルマデオロは昨年11月の新馬戦6着から始動し、ここまで8戦2勝。デビュー当初はワンパンチ足りない内容が続いたが、6戦目で初勝利を挙げると、昇級後も2着を確保。さらに前走の積丹特別(1勝クラス)では、直線で危なげなく抜け出し、1馬身差で快勝した。着実に力をつけ、成長を示している。
父レイデオロ、母シュガーハート、母父サクラバクシンオーという血統背景を持ち、母は歴史的名馬キタサンブラックを送り出した名繁殖牝馬。血統の裏付けは十分であり、兄と同じく長距離適性を武器にクラシック最終戦へ挑む姿が期待される。
神戸新聞杯は菊花賞への重要な前哨戦。武豊騎手の経験と手綱さばきが、アルマデオロの潜在能力を引き出すことは間違いない。ここで結果を出せるかが、菊花賞戦線での立ち位置を大きく左右するだろう。注目の一戦となる。

