【サウジアラビアロイヤルカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

2歳重賞の「サウジアラビアRC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ゾロアストロ(牡2、宮田敬介厩舎)
10/8(水)美浦・W(良)5F68.2-4F52.1-3F37.5-1F11.6(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬グロッシェンを2馬身ほど先行させ、直線は内からスムーズに並びかけると、ラスト1F11秒6の脚で取り付いて併入しました。1週前はWコースで3頭併せを行い、6F83.0-1F11.2をマークして1頭と併入、もう1頭に先着しました。先着した相手は強めに追われた古馬オープンのアドマイヤマツリで、2週連続で格上相手に先着できている点は好感が持てます。状態面の良さを感じさせる追い切り内容で、文句無しの仕上がりです。
エコロアルバ(牡2、田村康仁厩舎)
10/8(水)美浦・W(良)6F83.1-5F66.5-4F51.7-3F37.6-1F11.3(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。2歳新馬の僚馬アラクランとを1馬身ほど先行させ、直線は外から促されるとラスト1F11秒3の脚で交わして半馬身先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、5F65.1-1F11.1をマークして併入。1週前は前半から良いペースで進めて負荷をかけ、当週は比較的軽めの追い切りで調整してきました。7日にも坂路を2本消化しており、調整過程は順調そのもの。動きもこの時期の馬としては完成度の高い走りで、期待感を高めています。
チュウワカーネギー(牡2、大久保龍厩舎)
10/8(水)栗東・坂路(良)4F55.2-3F39.6-2F25.1-1F12.3(馬なり)
北村友一騎手を背に栗東坂路で単走。外ラチ沿いをゆったりと進み、最後まで馬なりのまま進めてラスト1Fは12秒3をマークしてゴールしました。1週前にCWコースで2頭併せを行い、6F81.3-1F11.3をマークして半馬身遅れてゴール。相手には遅れましたが、4~5馬身ほど先行させた分の差もあり、時計自体も自己ベスト更新と好時計です。中間は坂路11本、CW9本と本数もこなしており、ここまでの調整過程は順調そのもの。万全の態勢を整えてきたとみて良いでしょう。

