【函館記念2026】有力3頭の近走内容を徹底チェック!能力か適性か?上位人気馬の取捨を考える
公開: 2026/06/21 15:30

今週はサマー2000シリーズ初戦となるハンデG3「函館記念」。例年波乱傾向にあるハンデ重賞ですが、果たして今年も荒れるのか?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
デビットバローズ(セ7、上村洋行厩舎)
今年の鳴尾記念を制し、重賞初Vを果たしたデビットバローズ。前走の大阪杯はG1の強豪相手に8着でしたが、今回はG3へと相手関係が大きく緩和されます。一方で、鳴尾記念の内容からは芝1800mがベストという印象もあり、芝2000mでは最後の1ハロンをどう踏ん張れるかがポイントとなりそうです。ただ、函館記念は単純な切れ味勝負になりにくく、先行力と持続力が問われるレース。その点は鳴尾記念で2馬身差の完勝を収めた同馬に向く条件。最終追い切りでは岩田望来騎手を背にCWで6F81秒2-11秒2をマークし、力強い動きを披露。7歳馬は過去データで強調しづらいものの、状態面の上積みは十分です。昨年の大敗を払拭し、函館での雪辱を果たせるかに注目です。
マジックサンズ(牡4、須貝尚介厩舎)
前走のエプソムC・4着から参戦するマジックサンズ。勝ち馬トロヴァトーレから0秒2差に食い込んだ前走は、東京の瞬発力勝負に対応しながら最後まで脚を伸ばしており、着順以上に評価できる内容でした。函館の新馬戦を勝ち、その後の札幌2歳Sも連勝と洋芝適性は十分。近走はマイル路線から中距離路線へシフトし、中山記念6着、エプソムC4着と着実に内容が良化。現状は1800~2000m前後が最も力を発揮できる条件でしょう。後方一辺倒では函館の小回りで差し届かない可能性もあり、課題は展開と位置取り。横山和生騎手がどのタイミングで動くかが勝敗を左右しそうですが、復活の条件は十分に揃っています。
ファウストラーゼン(牡4、須貝尚介厩舎)
昨年の弥生賞以来の勝利狙うファウストラーゼン。近走は結果が出ていませんが、アメリカJCCやダイヤモンドSといった本来より長い距離を使われてきた経緯があり、ホープフルS3着、弥生賞1着の実績を振り返れば、2000m前後こそが能力を最も発揮できる条件です。最大の武器は切れ味ではなく持続力。キャリアを通じて上がり勝負に強いタイプではなく、洋芝でパフォーマンスを上げる可能性も。今回は小回りの函館、洋芝、ハンデ戦と条件が大きく好転。さらに小林美駒騎手との初コンビも話題です。弥生賞で後のG1馬ミュージアムマイルを破った実力馬だけに、展開ひとつで一変があっても不思議ではありません。

